この記事では、ロードバイク ディレイラーについて紹介しています。
「変速の調子が悪くなってきたけど、ディレイラーってどれを選べばいいんだろう?」
「そもそもディレイラーってどんなパーツで、前と後ろで何が違うの?」
こんなふうに思っていませんか?
ディレイラー(変速機のことで、チェーンを隣のギアへ移し替えて変速するパーツをこう呼びます)は、シマノやSRAMからグレード違いでたくさん出ているので、どれを選べばいいかわかりにくいですよね。
しかも機械式か電動か、対応する変速段数はいくつかなど、確認すべきポイントも意外と多く、選び方を間違えると自分のバイクに取り付けられないこともあります。
そこで今回はロードバイク用リアディレイラーのおすすめ8選と、失敗しない選び方をご紹介していきます。
ディレイラーの役割や前後の違い、交換時の注意点まで解説しているので、ぜひディレイラー選びの参考にしてみてくださいね。
☆おすすめNo.1
シマノ(SHIMANO)
SHIMANO 105 Di2 RD-R7150
ワイヤレス電動変速のDi2でありながら、上位グレードよりも手の届きやすい価格帯を実現した12速リアディレイラーです。
ボタンを押すだけの正確な変速と、最大36Tまでの幅広いギアに対応できる懐の深さが魅力なので、これから電動化を考えている方はチェックしてみてくださいね。
ロードバイクのディレイラー(変速機)とは?前後の役割の違い

ここでは、ディレイラー(変速機)の基本的な役割と、フロント・リアの違いについて解説します。
ディレイラーとは、チェーンを隣のギア(歯車)へ移し替えることで変速を行うパーツのことです。
ペダルの重さを路面の勾配やスピードに合わせて調整してくれる、いわばロードバイクの「変速の心臓部」ともいえる存在ですね。
ロードバイクには、取り付け位置によって2種類のディレイラーがあります。
- リアディレイラー(RD):後輪側のスプロケットのギアを変速する
- フロントディレイラー(FD):ペダル側のチェーンリングのギアを変速する
リアディレイラー(RDと略されることが多いです)は後輪側の何枚も並んだギア(スプロケット)を切り替えるパーツで、こまかい速度調整を担う変速の主役です。
普段のライドでカチカチと変速しているのは、ほとんどがこのリアディレイラーの働きなんですよ。
変速性能や乗り味への影響が大きいのは圧倒的にリアディレイラーなので、はじめて交換やアップグレードを検討するなら、まずはリアディレイラーから選ぶのがおすすめです。
そのため、この記事ではリアディレイラーを中心におすすめモデルを紹介していきます。
ロードバイク用リアディレイラーの選び方
ここでは、ロードバイク用リアディレイラーの失敗しない選び方について解説します。
ディレイラー選びで失敗しないためには、自分のバイクに「合う」ものを選ぶのが何より大切です。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- 対応する変速段数
- 機械式か電動(Di2・AXS)か
- 対応キャパシティとロー側最大歯数
この3つを押さえるだけで、取り付けられない・変速がうまく決まらないといった失敗をグッと減らせますよ。
それでは、詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
対応する変速段数で選ぶ
リアディレイラーは、まず自分のバイクの変速段数に合わせて選ぶのが大前提です。
これはリアディレイラーが1回の操作で動く量(引き量)が、段数ごとに設計されているためです。
おおまかなグレードと段数の目安は以下の通りです。
- 8速:クラリス(CLARIS/R2000)
- 9速:ソラ(SORA/R3000)
- 11速:105(R7000)・アルテグラ(R8000)
- 12速:105 Di2(R7150)・アルテグラ/デュラエースDi2
基本的には、今使っているコンポーネントと同じ段数のディレイラーを選ぶのが安心です。
段数を増やすアップグレードもできますが、その場合はシフター(変速レバー)やスプロケット、チェーンもまとめて交換が必要になる点には注意してくださいね。
機械式か電動(Di2・AXS)かで選ぶ
リアディレイラーには、ワイヤーで動かす「機械式」と、モーターで動かす「電動」の2タイプがあります。
それぞれの特徴を以下にまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 機械式:価格が安く、電池が不要でメンテもシンプル
- 電動:変速が正確・軽い操作で、多段変速もボタン一つ
コストを抑えたい方や、ワイヤー交換などのメンテナンスを自分で楽しみたい方には機械式がおすすめです。
一方で、指1本の軽い操作で確実に変速したい方や、長距離でも疲れにくさを求める方には電動がぴったりですよ。
ただし電動は本体価格が高く、充電の手間がかかる点はデメリットなので、予算と使い方を考えて選ぶといいですね。
対応キャパシティとロー側最大歯数で選ぶ
意外と見落としがちですが、対応キャパシティとロー側の最大歯数も必ず確認しておきたいポイントです。
特にリアディレイラーには「ケージ」と呼ばれるアーム部分の長さが2種類あり、対応できるロー側最大歯数が変わります。
- SS(ショートケージ):ロー側最大30T前後まで、平坦向き
- GS(ミディアムケージ):ロー側最大34〜36T前後まで、登坂向き
ヒルクライムや軽いギアで坂を登りたいなら、大きな歯数に対応するGS(ミディアムケージ)を選ぶと安心ですよ。
使いたいスプロケットのロー側最大歯数を先に決めて、それに対応するディレイラーを選ぶと失敗しませんね。
ロードバイク用リアディレイラーおすすめ8選!グレード別に厳選

ここからは、ロードバイク用リアディレイラーのおすすめを8選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
SHIMANO|105 Di2 RD-R7150
| ブランド | SHIMANO |
|---|---|
| 対応段数 | 12速 |
| タイプ | 電動(Di2・ワイヤレス) |
| 重量 | 約303g |
| 参考価格 | 約30,000円 |
- 手の届く価格を実現した12速ワイヤレスDi2
- 最大36Tまで対応で坂道も安心
『SHIMANO 105 Di2 RD-R7150』は、シマノのミドルグレードでありながらワイヤレス電動変速Di2を搭載した、いま一番コスパの高い12速リアディレイラーです。
上位のアルテグラ・デュラエースと変速の仕組みは共通で、体感できる性能差はごくわずかなので、価格を抑えつつ電動デビューしたい方に最適です。
重量は約303gと電動ならではの重さはあるものの、充電式バッテリーで長期間使え、変速の正確さは機械式を大きく上回ります。
いま新しくディレイラーを選ぶなら、まず候補に入れたい決定版の1台ですよ。
■こんな人におすすめ
- コスパ良く電動変速をはじめたい人
- 坂道用の軽いギアも使いたい人
「はじめての電動変速を賢く導入したい……」そんなあなたに一番おすすめのモデルです!
SHIMANO|アルテグラ Di2 RD-R8150
| ブランド | SHIMANO |
|---|---|
| 対応段数 | 12速 |
| タイプ | 電動(Di2・ワイヤレス) |
| 重量 | 約262g |
| 参考価格 | 約45,000円 |
- 105Di2より約40g軽い上位グレード
- ボールベアリングプーリーで滑らかな駆動
『SHIMANO アルテグラ Di2 RD-R8150』は、デュラエースに迫る性能を持ちながら価格を抑えた、レースにも普段使いにも人気の12速電動リアディレイラーです。
変速の正確さや剛性感は上位グレードならではで、長距離やアップダウンの多いコースでも安定した変速を維持してくれます。
105Di2より価格は上がりますが、軽さと質感のバランスに優れ、多くのミドル〜ハイエンド完成車にも採用される定番です。
■こんな人におすすめ
- 軽さと性能のバランスを求める人
- 電動でワンランク上を狙いたい人
「性能はしっかり欲しいけどデュラエースは予算オーバー」という方に、ぴったりのバランス型モデルですよ。
SHIMANO|デュラエース Di2 RD-R9250
| ブランド | SHIMANO |
|---|---|
| 対応段数 | 12速 |
| タイプ | 電動(Di2・ワイヤレス) |
| 重量 | 約215g |
| 参考価格 | 約90,000円 |
- 約215gとシマノ最軽量クラスの電動RD
- プロも使う最高峰の変速レスポンス
妥協なく最高の性能を求めるなら、『SHIMANO デュラエース Di2 RD-R9250』をぜひ検討してみてください。
プロチームも使用するシマノの最高峰グレードで、約215gという軽さと、瞬時に決まる変速レスポンスが最大の魅力です。
価格は約90,000円と高価なのが唯一のデメリットですが、性能に一切の妥協をしたくない方にとっては最高の投資になります。
■こんな人におすすめ
- 最高峰の変速性能を求めるレーサー
- 軽量化を徹底的に突き詰めたい人
「性能に一切妥協したくない!」という本気のライダーには、間違いなくおすすめの1台です。
SHIMANO|105 RD-R7000
| ブランド | SHIMANO |
|---|---|
| 対応段数 | 11速 |
| タイプ | 機械式(ワイヤー) |
| 重量 | 約225g |
| 参考価格 | 約6,000円 |
- 機械式11速の定番ミドルグレード
- SS/GSの2種類でギア構成を選べる
電動ではなく機械式でしっかり走りたいなら、『SHIMANO 105 RD-R7000』をぜひ検討してみてください。
長年にわたり多くのロードバイクに採用されてきた機械式11速の定番で、上位グレード譲りの正確な変速性能を約6,000円前後で手に入れられます。
電池不要でメンテナンスもシンプルなので、消耗した純正ディレイラーの交換用としても、はじめてのアップグレードにも最適です。
約225gと軽量で、価格・性能・入手性のバランスが非常に優秀な鉄板モデルですよ。
■こんな人におすすめ
- コスパ良く機械式で組みたい人
- 純正ディレイラーの交換を考えている人
「電動までは要らないけど、しっかりした変速が欲しい!」という方に、『SHIMANO 105 RD-R7000』はぴったりですよ。
SHIMANO|SORA RD-R3000
| ブランド | SHIMANO |
|---|---|
| 対応段数 | 9速 |
| タイプ | 機械式(ワイヤー) |
| 重量 | 約266g |
| 参考価格 | 約4,000円 |
- 入門ロードの定番9速グレード
- 上位譲りのシャドー設計でスッキリ
「エントリーモデルの変速をコスパ良く整えたい!」
そんなあなたにおすすめなのが『SHIMANO SORA RD-R3000』です。
入門〜中級グレードの9速コンポで定番のリアディレイラーで、上位モデル譲りのシャドー設計により本体が外側に張り出しにくく、スッキリした見た目に仕上がります。
重量は約266gと上位グレードよりやや重いものの、価格を考えれば十分納得できる仕上がりです。
■こんな人におすすめ
- 9速エントリーロードに乗っている人
- とにかく安く変速機を交換したい人
「9速のバイクを手頃にメンテしたい!」という方は、『SHIMANO SORA RD-R3000』を要チェックです。
SHIMANO|CLARIS RD-R2000
| ブランド | SHIMANO |
|---|---|
| 対応段数 | 8速 |
| タイプ | 機械式(ワイヤー) |
| 重量 | 約281g |
| 参考価格 | 約3,000円 |
- 最も手頃な8速エントリーグレード
- クロスバイクの変速強化にも人気
とにかく安く変速機を用意したいなら、『SHIMANO CLARIS RD-R2000』をぜひ検討してみてください。
シマノのロード用コンポで最も手頃な8速グレードのリアディレイラーで、旧型にあった触角(アジャスト用の突起)がなくなり、すっきりしたデザインになりました。
重量は約281gとやや重めで、変速の質感も上位グレードには及びませんが、価格重視で確実に動く1台を選ぶなら十分な性能です。
■こんな人におすすめ
- 8速のバイクを安く整備したい人
- 予算を最優先で選びたい人
「価格を最優先で変速機を選びたい!」という方に、『SHIMANO CLARIS RD-R2000』はおすすめの1品です。
SRAM|Rival eTap AXS リアディレイラー
| ブランド | SRAM |
|---|---|
| 対応段数 | 12速 |
| タイプ | 電動(AXS・ワイヤレス) |
| 重量 | 約350g |
| 参考価格 | 約40,000円 |
- バッテリー単体を後ろに搭載する完全無線
- シマノとは違う操作感を試したい人に
シマノ以外の選択肢を探しているなら、『SRAM Rival eTap AXS リアディレイラー』をぜひ検討してみてください。
SRAMの電動無線コンポ「AXS」のなかで最も手頃なグレードで、ディレイラーに直接バッテリーを差し込む完全ワイヤレス構造が特徴です。
重量は約350gとやや重く、シマノとは操作系やスプロケットに互換性がない点はデメリットですが、1台まるごとAXSで組むならコスパの高い電動グループです。
■こんな人におすすめ
- シマノ以外の電動変速を試したい人
- 完全ワイヤレスのスッキリ感が欲しい人
「新しいメーカーの電動変速に挑戦してみたい!」という方に、『SRAM Rival eTap AXS』はおすすめの1台です。
SHIMANO|GRX RD-RX810
| ブランド | SHIMANO |
|---|---|
| 対応段数 | 11速 |
| タイプ | 機械式(クラッチ付き) |
| 重量 | 約251g |
| 参考価格 | 約9,000円 |
- チェーン暴れを抑えるクラッチ機構搭載
- グラベルや悪路でも安定した変速
未舗装路も走るグラベルバイクなら、『SHIMANO GRX RD-RX810』をぜひ検討してみてください。
シマノのグラベル向けコンポGRXのリアディレイラーで、チェーンの暴れを抑えるクラッチ機構(スタビライザー)を搭載しているのが最大の特徴です。
11速対応でロー側の大きなギアにも対応するため、荷物を積んだロングツーリングや林道走行にも心強い1台です。
舗装路メインのレース用途にはやや重めですが、冒険的な走りをするなら間違いなく頼りになるモデルですよ。
■こんな人におすすめ
- グラベルや未舗装路を走る人
- チェーン落ちを防ぎたい人
「舗装路も未舗装路も一台で楽しみたい!」という冒険派に、『SHIMANO GRX RD-RX810』はおすすめの1台です。
ロードバイクのディレイラーに関するよくある質問
- ディレイラーの交換は自分でできますか?
-
取り付け自体は工具があれば自分でも可能ですが、変速を正確に決めるための調整(ワイヤーの張りやリミット調整)には慣れが必要です。はじめての方や電動(Di2・AXS)モデルの場合は、ショップに依頼すると確実で安心ですよ。
- ディレイラーだけ上のグレードに交換すれば変速は良くなりますか?
-
同じ段数であればディレイラー単体の交換でも変速の質は向上しますが、シフター・スプロケット・チェーンとセットで揃えたほうが本来の性能を発揮できます。特に段数を増やすアップグレードは、これらもまとめて交換が必要になる点に注意してください。
- 機械式と電動、初心者にはどちらがおすすめですか?
-
- 予算重視・整備を楽しみたい人:機械式(105 R7000など)
- 変速の正確さ・楽さ重視の人:電動(105 Di2 R7150など)
まずは今のバイクと同じ機械式から始め、慣れてきたら電動を検討するのもおすすめです。
- ディレイラーの寿命や交換の目安はありますか?
-
明確な寿命はありませんが、変速の決まりが悪くなったり、プーリー(小さな歯車)が摩耗したり、走行中の転倒でハンガーごと曲がってしまった場合が交換のタイミングです。変速の調子が悪いと感じたら、まずはショップで点検してもらいましょう。
まとめ
今回はロードバイクのディレイラー(変速機)の役割と選び方、おすすめのリアディレイラーをご紹介しました。
自分にぴったりのディレイラーを選ぶコツは以下の3つです。
- 対応する変速段数
- 機械式か電動(Di2・AXS)か
- 対応キャパシティとロー側最大歯数
この3点を押さえるだけで、自分のバイクに合ったディレイラーがグッと見つけやすくなりますよ。
迷ったときは、コスパと性能のバランスに優れた『SHIMANO 105 Di2 RD-R7150』を選んでおけば、まず後悔しません。
ディレイラーやコンポの購入・交換なら、専門スタッフに相談できてパーツの品揃えも豊富な自転車専門店「ワイズロード」の通販もチェックしてみてくださいね。
ぜひ、自分の走り方にぴったりのディレイラーを見つけて、もっと快適で気持ちのいい変速を楽しんでみてくださいね。








