この記事では、aurum ロードバイクについて紹介しています。
「コンタドールが立ち上げたAURUMって、実際どんなロードバイクなんだろう?」
「評判は良さそうだけど、モデルごとの違いや選び方がよくわからない」
こんなふうに思っていませんか?
AURUM(アウラム)は日本ではまだ流通量が多いブランドではなく、モデル数も絞られているので、情報が少なくて判断しづらいですよね。
僕自身も試乗会で初めて跨ったときは、正直「ツール・ド・フランス覇者が作ったバイク」という肩書きが先行していて、中身がどうなのか半信半疑でした。
そこで今回はAURUM(アウラム)のブランド背景や特徴・評判、そして用途別のおすすめモデルを、僕の視点でわかりやすく整理していきます。
デメリットや購入前の注意点、よくある質問もまとめているので、ぜひAURUM選びの参考にしてみてくださいね。
☆おすすめNo.1
AURUM Magma
フレーム単体で約805g(54サイズ)という軽さと、レースで鍛えられた高い剛性・オールラウンド性能を両立した、AURUMの旗艦モデルです。
登りも平坦も下りもクセなくこなせるので、「1台で全部楽しみたい」という方は、まずMagmaをチェックしてみてくださいね。
AURUM(アウラム)とは?コンタドールとバッソが生んだブランド

ここでは、AURUM(アウラム)を立ち上げたコンタドールとバッソの背景やブランドの成り立ち、ラインナップについて解説します。
「ブランドの中身を知ってから選びたい」という方は、ここを押さえておくとモデル選びがぐっと楽になりますよ。
グランツール覇者2人が2020年に設立
AURUMは、アルベルト・コンタドール選手とイヴァン・バッソ選手という、グランツール(ツール・ド・フランスなど3週間の大きなステージレース)を制した2人の元プロが2020年に立ち上げたスペインのブランドです。
実際、第1弾モデルの開発では、2人がステルスブラックやゼブラ柄でカモフラージュした試作フレームに1年以上乗り込み、さまざまな路面でテストを重ねたと公表されています。
大手メーカーのように「まず売れる商品を作る」のではなく、トップライダー自身が乗りたいものを突き詰めたという点が、AURUM最大の個性ですね。
ラインナップはMagma・Essentia・Mantoの3系統
AURUMのラインナップは非常にシンプルで、現行では大きく3系統にまとまっています。
- Magma(マグマ):ブランドの旗艦となる高性能レーシングロード
- Essentia(エッセンシア):Magma譲りの性能を受け継ぎつつ価格を抑えたモデル
- Manto(マント):Magmaの走りをグラベルに落とし込んだレースグラベル
モデル数を絞っているぶん、それぞれの立ち位置がはっきりしているのがAURUMのわかりやすいところです。
「舗装路メインで速く走りたいならMagmaかEssentia、未舗装も走りたいならManto」と覚えておけば、ほぼ迷いませんよ。
AURUMロードバイクの特徴と評判・デメリット
ここでは、AURUMロードバイクの走行性能の特徴と実際の評判、購入前に知っておきたいデメリットについて解説します。
良い面だけでなく正直な弱点も書いていくので、購入を検討している方は判断材料にしてみてくださいね。
軽量・高剛性でクセのないオールラウンド性能
AURUMの特徴を一言でいうと、軽さ・剛性・反応性のバランスに振り切ったオールラウンド性能です。
旗艦のMagmaはフレーム重量が約805g(54サイズ)と軽量ながら、ペダルを踏み込んだ力がしっかり進む剛性感があり、登りでも平坦でも扱いやすい設計になっています。
Magma V2では風洞実験でエアロ性能を見直し、同じホイールやハンドルを使った状態で、時速45kmで約7ワット速くなったとされています。
実際に試乗してみても、特定の場面だけ得意という尖り方ではなく、どんな走り方でも過不足なく応えてくれる素直さが印象的でしたね。
「乗り味が素直」という良い評判が多い
ユーザーやメディアの評判で目立つのは、「クセがなく、どんな状況にも合う」「未舗装以外はどこでもこなせる」といった、乗り味の素直さを評価する声です。
具体的には、以下のような評価がよく挙がっています。
- 登坂で軽さを実感でき、ダンシングでも振りが軽い
- 高速巡航でも安定感があり、長距離でも疲れにくい
- 下りやコーナーでの挙動が読みやすく安心できる
プロが実走で煮詰めただけあって、「数値上のスペック」より「実際に走ったときの気持ちよさ」を評価するレビューが多いのは、AURUMらしいポイントですね。
一台で登り・平坦・ロングライドまで幅広くこなしたい人ほど、満足度が高くなりやすいブランドだと感じます。
価格・入手性・情報量というデメリット
一方で、AURUMには正直に知っておくべきデメリットもあります。
そのほか、購入前に押さえておきたい注意点は次のとおりです。
- 取扱店が限られ、試乗や実車確認のハードルが高い
- ハンドル一体型など専用パーツが多く、カスタムやサイズ調整の自由度は控えめ
- 新興ブランドゆえに中古相場やインプレ情報がまだ少ない
とはいえ、これらは「大手の量産ブランドと比べた場合」の話で、性能そのものへの不満はほとんど見られないのがAURUMの強みでもあります。
予算とサポート体制さえクリアできれば、所有満足度の高い選択肢になりますよ。
AURUMロードバイクの選び方
ここでは、AURUMのロードバイクを用途・コンポ・予算の3つの視点から選ぶポイントについて解説します。
モデル数が少ないぶん、次の3点を押さえれば自分に合う1台を絞り込めますよ。
- 走る用途(舗装路レースか、グラベルか)
- コンポの組み合わせ
- 予算とフレーム/完成車の選択
それぞれ詳しく見ていきましょう。
用途で選ぶ
まず基準になるのが、どんな道を走りたいかという用途です。
Mantoはグラベル用ですが、Magma譲りの前傾姿勢で”速く走れるグラベル”に振っているので、オフロードをのんびり流すより、未舗装区間も含めて速く走りたい人向けです。
迷ったら、舗装路9割ならロード系、未舗装が定期的にあるならMantoと考えると失敗しにくいですよ。
コンポで選ぶ
AURUMは完成車のコンポ(変速機やブレーキなどの駆動系パーツ一式をこう呼びます)でも印象が変わります。
ロード系は主に電動変速のシマノ アルテグラDi2か、スラム フォースAXSから選ぶ構成が中心です。
- シマノ アルテグラDi2:変速が正確で、国内での整備性も高い
- スラム フォースAXS:無線変速で軽量、フロントの歯数構成が幅広い
整備のしやすさやパーツの入手性を重視するならシマノ、軽さや無線のスマートさを取るならスラム、という選び方がわかりやすいですね。
予算とフレーム/完成車で選ぶ
最後に、予算に合わせてモデルと購入方法を決めましょう。
フレームセットはコンポやホイールを自分で用意する必要があるぶん自由度が高い一方、トータルではむしろ高くつくこともあるので、初めてのAURUMなら完成車から入るのが無難ですよ。
それでは、ここまでの選び方を踏まえて、具体的なおすすめモデルを見ていきましょう。
AURUMロードバイクのおすすめモデル3選

ここからは、AURUMロードバイクのおすすめモデルを3種類ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
AURUM|Magma
| ブランド | AURUM |
|---|---|
| タイプ | 高性能レーシングロード |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ アルテグラDi2/スラム フォースAXS |
| 参考価格 | 約97万円〜(フレームセット) |
- フレーム約805g(54サイズ)の軽量オールラウンダー
- V2では風洞実験でエアロ性能も強化
『AURUM Magma』は、コンタドールとバッソが「自分たちが乗りたい究極のレーシングロード」として作り上げた、AURUMの旗艦モデルです。
最新のV2ではCFD解析と風洞実験でエアロ性能を見直し、同条件で時速45kmあたり約7ワット速くなったとされ、重量増なしで空力を底上げしています。
サイズは50〜61まで6サイズ展開で、舗装路ならレースからロングライドまで死角のない万能フラッグシップです。
価格はフレームセットで約97万円〜と高価ですが、「一生モノの1台」を探しているなら真っ先に候補に入れたいモデルですね。
■こんな人におすすめ
- 妥協なくAURUMの最高峰を選びたい人
- 登り・平坦・下りを1台で高次元にこなしたい人
「AURUMを買うなら本命を選びたい」という方に、一番おすすめのフラッグシップです。
AURUM Magma
AURUM|Essentia
| ブランド | AURUM |
|---|---|
| タイプ | オールラウンドロード(レース対応) |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ アルテグラDi2/スラム フォースAXS |
| 参考価格 | 約73万円〜(フレームセット) |
- Magmaと同じジオメトリーで価格を抑えた実力派
- アルテグラDi2完成車で約7.5kgと軽量
コストを抑えつつAURUMの走りを味わいたいなら、『AURUM Essentia』をぜひ検討してみてください。
Essentiaは、Magmaと同じジオメトリー(フレーム各部の角度や長さといった設計寸法のこと)とチューブ形状を共有し、性能をほぼ受け継ぎながら価格を抑えた”手が届くAURUM”という位置づけです。
コンポはシマノ アルテグラDi2、またはスラム フォースAXSの構成が基本で、「Magmaの世界観を、もう少し現実的な予算で」という願いに応えてくれる1台です。
フレームセットで約73万円〜と、旗艦のMagmaより手が届きやすいのも魅力ですね。
■こんな人におすすめ
- Magmaは高いが、AURUMの走りは欲しい人
- 初めての高級ロードとして完成車で乗り出したい人
「コスパ良くAURUMデビューしたい!」という方に、Essentiaはぴったりですよ。
AURUM|Manto
| ブランド | AURUM |
|---|---|
| タイプ | レースグラベル |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ GRX/スラム フォースXPLR AXS |
| 参考価格 | 約90万円前後(フレームセット) |
- Magma譲りの走りをグラベルに落とし込んだレース仕様
- 700c×45mmまでの太いタイヤに対応
未舗装も速く走りたいなら、『AURUM Manto』をぜひ検討してみてください。
Mantoは、Magmaの開発で得た知見をグラベル(砂利道や未舗装路のこと)向けに応用した、AURUM初のグラベルバイクです。
タイヤは700c×45mmまで対応し、40〜45mm幅のグラベルタイヤでトラクション(路面をとらえる駆動力)とスピードを両立できる設計です。
コンポはグラベル向けのシマノ GRXやスラム フォースXPLR AXSが組み合わせやすく、1台で舗装路も未舗装も速く楽しみたい人にぴったりのモデルですね。
■こんな人におすすめ
- グラベルも速く走りたいレース志向の人
- 舗装路と未舗装を1台で楽しみたい人
「オンもオフも全力で走りたい!」という欲張りな方に、Mantoは最高の相棒になりますよ。
AURUM Manto
- AURUMはどこの国のブランドですか?
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AURUM(アウラム)はスペインのブランドです。ツール・ド・フランスなどを制したアルベルト・コンタドール選手と、ジロ・デ・イタリアなどを制したイヴァン・バッソ選手が2020年に立ち上げました。ブランド名はラテン語で”金”を意味します。
- AURUMのロードバイクの評判は良いですか?
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「クセがなく素直な乗り味」「未舗装以外はどこでもこなせるオールラウンド性能」といった、走行フィーリングを高く評価する声が多いです。プロ2人が実走で煮詰めただけあって、数値よりも実際の走りの気持ちよさを評価するレビューが目立ちます。
- MagmaとEssentiaの違いは何ですか?
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- Magma:軽量・高剛性を突き詰めた旗艦モデルで価格も最上位
- Essentia:Magmaと同じジオメトリーを共有しつつ、価格を抑えた手の届きやすいモデル
- AURUMは初心者が買っても大丈夫ですか?
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乗り味自体は素直で扱いやすいので、性能面で初心者を選ぶバイクではありません。ただし価格が高く、取扱店や試乗の機会が限られる点はハードルです。初めての1台なら、まず取扱店に相談し、完成車から検討するのがおすすめですよ。
まとめ
今回は、AURUM(アウラム)のロードバイクについて、ブランド背景や特徴・評判、おすすめモデルをご紹介しました。
AURUMは、コンタドールとバッソという2人のグランツール覇者が「自分たちが乗りたいバイク」を突き詰めた、こだわりの詰まったブランドです。
モデル選びのポイントは以下の3つです。
- 舗装路の本命なら旗艦のMagma
- 価格を抑えてAURUMを楽しむならEssentia
- 未舗装も速く走りたいならManto
価格や入手性というハードルはありますが、そこをクリアできれば、所有満足度も走る楽しさも高い1台になってくれますよ。
ぜひ自分の走り方に合ったAURUMを見つけて、最高のライドを楽しんでみてくださいね。
