この記事では、ロードバイクチェーン洗浄について紹介しています。
「チェーンが真っ黒だけど、どうやって洗えばいいんだろう?」
「洗浄の頻度や、どのチェーンクリーナーを使えばいいのかわからない…」
こんなふうに思っていませんか?
チェーンはロードバイクのなかでも一番汚れやすいパーツなので、正しい洗い方や道具選びに迷ってしまうですよね。
僕も乗り始めた頃は真っ黒なチェーンのまま走っていて、あるとき洗浄したら走りの軽さに驚いた経験があります。
そこで今回はロードバイクのチェーン洗浄のやり方と頻度、注油までの流れ、そしておすすめのチェーンクリーナー・洗浄機8選をご紹介していきます。
選び方やよくある質問も解説しているので、ぜひチェーンメンテナンスの参考にしてみてください。
☆おすすめNo.1
ワコーズ(Wako's)
ワコーズ CHA-C チェーンクリーナー
約2,200円で購入でき、非乾燥タイプの高い洗浄力と、防錆剤配合で洗浄後のサビまでケアできる安心感が魅力です。
スプレーして拭き取るだけと初心者でも扱いやすいので、チェーンクリーナー選びで迷っている方はチェックしてみてくださいね。
ロードバイクのチェーンを洗浄する理由と頻度の目安

ここでは、チェーン洗浄が必要な理由と、洗う頻度の目安について解説します。
チェーンは走行中に路面のホコリや砂を巻き込み、そこに古いオイルが混ざって研磨剤のような真っ黒な汚れになります。
実際に洗浄と注油をするだけでペダリングが軽くなり、「新車の頃の走り」に近づくのを体感できますよ。
洗浄の頻度は乗り方によりますが、目安は以下の通りです。
- 走行距離の目安:200〜300kmごと、または月1〜2回
- 注油の目安:ドライ系オイルで約300km、ウェット系オイルで約500km
- 雨天走行後:距離に関わらず早めに洗浄・注油する
ちなみに、チェーンを指で触って黒い汚れがべっとり付くようなら洗浄のサインです。
雨のなかを走ったあとはオイルが流れ落ちてサビやすいので、距離が短くても早めにケアするのがおすすめですよ。
ロードバイクのチェーン洗浄のやり方【手順で解説】
ここでは、ロードバイクのチェーン洗浄から注油までのやり方について解説します。
難しく感じるかもしれませんが、手順を押さえれば15分ほどで完了しますよ。
作業はチェーンが回せるように、リアタイヤを浮かせられるメンテナンススタンドがあるとスムーズです。
用意するもの
まずは洗浄に必要な道具をそろえましょう。
- チェーンクリーナー(またはディグリーザー)
- チェーン洗浄機、またはブラシ
- ウエス(不要な布)を数枚
- チェーンオイル(注油用)
- 汚れてもいい手袋・作業スペース保護のシート
ディグリーザー(油汚れを分解する洗浄液のこと)は洗浄力が高い分、洗い残すとオイルをはじくので、後述の拭き取りをしっかり行うのがコツですよ。
手順1:古いオイルと汚れを浮かせる
最初にチェーンクリーナーを吹き付けて、古いオイルと汚れを浮かせます。
クリーナーを吹いたら1〜2分ほど置いて、汚れが浮くのを待つとこの後の作業が楽になりますよ。
手順2:ブラシや洗浄機でこすり洗いする
次に、チェーンを回しながらブラシや洗浄機でこすり洗いします。
チェーン洗浄機を使う場合は、洗浄液を入れてチェーンにセットし、クランク(ペダルが付く回転部分)を逆回転させるだけで内部の回転ブラシが汚れをかき出してくれます。
ブラシだけで洗う場合は、コマの側面とローラー部分を意識してこすると汚れがよく落ちます。
手順3:洗浄液と水分をしっかり拭き取る
こすり洗いが終わったら、ウエスでチェーンを包み込むように握り、クランクを回して洗浄液と汚れを拭き取ります。
水を使うタイプのクリーナーで洗った場合は、内部に残った水分がサビの原因になるので、しっかり乾かすことが大切です。
ここで洗浄液を残さず拭き取ることが、注油後の持ちを左右する重要なポイントですよ。
手順4:チェーンに注油して仕上げる
最後に、乾いたチェーンへ注油して仕上げます。
数分なじませたら、外側にはみ出した余分なオイルは必ずウエスで拭き取りましょう。
表面にオイルが残っているとホコリを吸着してすぐ汚れてしまうので、「表面はサラッと、内部にはしっかり」が理想の仕上がりです。
ここまでできれば、ペダルがスルスル回る気持ちいい状態に戻りますよ。
チェーンクリーナー・洗浄機の選び方
ここでは、自分に合ったチェーンクリーナー・洗浄機の選び方について解説します。
洗浄アイテム選びで失敗しないために、特に以下の3点はチェックしておきましょう。
- タイプ(スプレー・ディグリーザー・洗浄機)
- 洗浄力とパーツへの優しさ
- コスパと容量
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
タイプで選ぶ
チェーン洗浄アイテムは、大きく分けて3タイプあります。
- スプレー式クリーナー:吹いて拭くだけで手軽。日常メンテ向き
- 液体ディグリーザー:洗浄機に入れて使う。頑固な汚れに強い
- チェーン洗浄機:手を汚さず一気にこすり洗いできる
手軽さ重視ならスプレー式、しっかり洗いたいなら洗浄機とディグリーザーの組み合わせがおすすめです。
ちなみに僕は、普段はスプレー式でサッと、月1回はしっかり洗浄機で、という使い分けをしていますよ。
洗浄力とパーツへの優しさで選ぶ
洗浄力の高さと、パーツへの優しさのバランスも大切なポイントです。
防錆剤が配合されているタイプなら、洗浄後のサビも防げて一石二鳥ですよ。
デメリットとして、洗浄力が強い水溶性ディグリーザーは水分が残るとサビやすいので、拭き取りと乾燥を丁寧に行う必要があります。
コスパと容量で選ぶ
チェーン洗浄は繰り返す作業なので、コスパと容量も見ておきましょう。
頻繁に洗うなら大容量でコスパの良い製品を、たまにしか洗わないなら少量タイプを選ぶとムダがありません。
気兼ねなくたっぷり使える大容量タイプは、汚れをドバっと洗い流せて結果的にきれいに仕上がりますよ。
ロードバイクにおすすめのチェーンクリーナー・洗浄機8選

ここからは、ロードバイクにおすすめのチェーンクリーナー・洗浄機を8選ご紹介していきます。
それでは、おすすめアイテムをチェックしていきましょう。
ワコーズ|CHA-C チェーンクリーナー
| ブランド | ワコーズ |
|---|---|
| タイプ | スプレー式クリーナー |
| 容量 | 330ml |
| 用途 | チェーン・スプロケット |
| 参考価格 | 約2,200円 |
- 非乾燥タイプで少量でもしっかり洗浄
- 防錆剤配合で洗浄後のサビも予防
『ワコーズ CHA-C チェーンクリーナー』は、ケミカルの定番ブランド・ワコーズが手がけるスプレー式のチェーンクリーナーで、高い洗浄力と扱いやすさを両立しているのが特徴です。
防錆剤が配合されているため、洗浄後のチェーンをサビから守ってくれるのも嬉しいポイントです。
価格は約2,200円と中価格帯ですが、洗浄力・使いやすさ・サビ対策のバランスが良く、まず1本持っておいて損はない万能クリーナーですよ。
■こんな人におすすめ
- 手軽に高い洗浄力を求める人
- 洗浄後のサビ対策までしたい人
「まずは失敗しない一本が欲しい……」そんなあなたに一番おすすめのクリーナーです!
AZ|MCC-002 チェーンクリーナー パワーゾル
| ブランド | AZ(エーゼット) |
|---|---|
| タイプ | スプレー式クリーナー |
| 容量 | 840ml |
| 用途 | チェーン・駆動系全般 |
| 参考価格 | 約1,300円 |
- 840mlの大容量で気兼ねなく使える
- 千円台の圧倒的なコストパフォーマンス
コスパ重視でチェーンクリーナーを選びたいなら、『AZ MCC-002 チェーンクリーナー パワーゾル』をぜひ検討してみてください。
840mlの大容量ながら約1,300円と、1本あたりのコストが非常に安く、汚れをケチらずドバドバ洗い流せます。
洗浄力が強い分、樹脂パーツやディスクブレーキ周りにはかからないよう注意が必要ですが、価格を考えれば十分すぎる性能です。
■こんな人におすすめ
- とにかくコスパ重視で選びたい人
- 頻繁に洗うのでたっぷり使いたい人
「安くてガッツリ洗えるクリーナーが欲しい!」そんな方に『AZ MCC-002 パワーゾル』はぴったりですよ。
フィニッシュライン|シトラスディグリーザー
| ブランド | フィニッシュライン |
|---|---|
| タイプ | 液体ディグリーザー |
| 容量 | 355ml |
| 用途 | チェーン・ギア類 |
| 参考価格 | 約1,800円 |
- 柑橘系溶剤で油汚れをしっかり分解
- 洗浄機との相性が良い定番ディグリーザー
『フィニッシュライン シトラスディグリーザー』は、自転車ケミカルの世界的ブランドが手がける柑橘系溶剤ベースの液体ディグリーザーです。
チェーン洗浄機に入れて使うのに最適な粘度で、洗浄機との組み合わせで真価を発揮します。
スプレー式に比べると洗浄機やブラシが別途必要になりますが、じっくり本格的に洗いたい人には頼れる一本ですよ。
■こんな人におすすめ
- 洗浄機と組み合わせて本格的に洗いたい人
- 溶剤のニオイが気になる人
「洗浄機でしっかり汚れを落としたい!」という方におすすめの定番ディグリーザーです。
Muc-Off|ドライブチェーンクリーナー
| ブランド | Muc-Off(マックオフ) |
|---|---|
| タイプ | 液体ディグリーザー |
| 容量 | 500ml |
| 用途 | ドライブトレイン全体 |
| 参考価格 | 約1,800円 |
- 吹き付けて2分置くだけの手軽さ
- チェーンからギアまで一気に洗える
おしゃれで高性能なケミカルを求めるなら、『Muc-Off ドライブチェーンクリーナー』をぜひチェックしてみてください。
ピンク色のパッケージが目を引くイギリス発のブランドで、チェーンやスプロケット、ディレイラー(変速機)に吹き付けて2分ほど置くだけで汚れが浮き上がります。
水で洗い流すタイプなので、使用後は水分をしっかり拭き取ってサビを防ぐ必要がある点だけ覚えておきましょう。
■こんな人におすすめ
- 駆動系全体をまとめて洗いたい人
- 見た目もおしゃれなケミカルが好きな人
「洗車ついでに駆動系もまとめてきれいにしたい!」という方にぴったりの一本です。
パークツール|サイクロン チェーンスクラバー CM-5.3
| ブランド | パークツール |
|---|---|
| タイプ | チェーン洗浄機 |
| 容量 | – |
| 用途 | チェーン洗浄 |
| 参考価格 | 約3,500円 |
- 工具の名門パークツール製で高い剛性
- 回転ブラシでコマの隙間まで洗浄
手を汚さずしっかり洗いたいなら、『パークツール サイクロン チェーンスクラバー CM-5.3』が頼りになります。
自転車工具の最高峰として知られるパークツールの洗浄機で、本体の剛性が高く、ブラシの耐久性も段違いに優れています。
価格は約3,500円と洗浄機のなかではやや高めですが、作りがしっかりしていて長く使えるので、頻繁に洗う人ほど元が取れます。
■こんな人におすすめ
- 手を汚さずしっかり洗浄したい人
- 長く使える信頼の洗浄機が欲しい人
ワンランク上のチェーン洗浄を実現したいなら、間違いなくおすすめの一台です!
AZ|自転車用チェーン洗浄器 DX KD060
| ブランド | AZ(エーゼット) |
|---|---|
| タイプ | チェーン洗浄機 |
| 容量 | – |
| 用途 | チェーン洗浄 |
| 参考価格 | 約1,500円 |
- 回転ブラシ内蔵で手軽にしっかり洗浄
- 約1,500円で始められるコスパの良さ
初めての洗浄機で失敗したくないなら、『AZ 自転車用チェーン洗浄器 DX KD060』がおすすめです。
コスパで人気のケミカルブランドAZが手がける回転ブラシ内蔵の洗浄機で、約1,500円という手を出しやすい価格が魅力です。
高価な洗浄機に比べると本体の剛性はシンプルですが、日常のメンテナンス用途なら十分な性能を備えています。
■こんな人におすすめ
- 手頃な価格で洗浄機を試したい人
- AZのクリーナーとまとめて揃えたい人
「まずは安く洗浄機を試してみたい!」という方に『AZ チェーン洗浄器 DX』はぴったりですよ。
Muc-Off|X-3 ダーティチェーンマシン
| ブランド | Muc-Off(マックオフ) |
|---|---|
| タイプ | チェーン洗浄機 |
| 容量 | – |
| 用途 | チェーン洗浄 |
| 参考価格 | 約4,000円 |
- 高密度ブラシで四方から一気に洗浄
- 洗浄液が飛び散りにくい密閉構造
洗浄機にこだわりたいなら、『Muc-Off X-3 ダーティチェーンマシン』もチェックしておきましょう。
高密度のブラシがチェーンを四方から囲む構造で、コマの表裏・側面まで一度に洗い上げてくれるのが特徴です。
約4,000円と洗浄機のなかでは高価な部類ですが、洗浄力と使い勝手を両立した完成度の高い一台です。
■こんな人におすすめ
- 洗浄力の高い洗浄機を求める人
- 作業時の飛び散りを抑えたい人
「性能の高い洗浄機で徹底的に洗いたい!」という方におすすめの一台ですよ。
GORIX|自転車チェーン洗浄機 GX-SENJO
| ブランド | GORIX(ゴリックス) |
|---|---|
| タイプ | チェーン洗浄機 |
| 容量 | – |
| 用途 | チェーン洗浄 |
| 参考価格 | 約2,000円 |
- 48束の回転ブラシで汚れをかき出す
- プーリーケージに固定して手を離せる
作業のしやすさで洗浄機を選ぶなら、『GORIX 自転車チェーン洗浄機 GX-SENJO』をぜひ検討してみてください。
国内の自転車パーツブランドGORIXの洗浄機で、48束の回転ブラシがチェーンの汚れを効率よくかき出してくれます。
約2,000円という手頃な価格ながら固定機構まで備えているので、コスパと使いやすさのバランスに優れた一台です。
■こんな人におすすめ
- 本体を持たずにラクに洗浄したい人
- コスパと使いやすさを両立したい人
「手軽さと価格のバランスを重視したい!」という方におすすめの一台です。
ロードバイクのチェーン洗浄に関するよくある質問
ここでは、ロードバイクのチェーン洗浄でよくある疑問について解説します。
- チェーン洗浄にパーツクリーナーやCRC5-56を使ってもいい?
-
おすすめできません。自動車用のパーツクリーナーは脱脂力が強すぎて、チェーン内部の必要な油分まで飛ばしてしまうことがあります。また、CRC5-56のような浸透潤滑剤は揮発してすぐに油膜が切れるため、チェーンオイルの代わりにはなりません。自転車チェーン専用に作られたクリーナーとオイルを使うのが安心ですよ。
- 洗浄機を使わず、注油だけでも大丈夫?
-
汚れが軽いうちは、ウエスで拭いてから注油する「拭き取り+注油」でも十分です。ただし、汚れが蓄積して真っ黒になった状態で上から注油すると、汚れを塗り込むだけになってしまいます。定期的にクリーナーや洗浄機でリセットするのがおすすめですよ。
- ディスクブレーキ車で洗浄するときの注意点は?
-
- ローターに液がかからないようにする:油分が付くと制動力が大きく落ちます
- ウエスやカバーで保護する:スプレーの飛散を防ぎましょう
- 洗浄後、どのくらいで注油すればいい?
-
水を使うタイプのクリーナーで洗った場合は、チェーン内部の水分が完全に乾いてから注油してください。ウエスで拭き取ったあと、10〜15分ほど置いて乾かすのが目安です。濡れたまま注油するとオイルが弾かれて、内部にサビが出やすくなるので注意しましょう。
まとめ
今回はロードバイクのチェーン洗浄のやり方と頻度、そしておすすめのチェーンクリーナー・洗浄機をご紹介しました。
チェーン洗浄アイテムを選ぶコツは以下の3つです。
- タイプ(スプレー・ディグリーザー・洗浄機)
- 洗浄力とパーツへの優しさ
- コスパと容量
洗浄は「汚れを浮かせる→こすり洗い→拭き取り→注油」の流れを押さえれば、初心者でも15分ほどで走りが見違えますよ。
迷ったら、洗浄力・使いやすさ・サビ対策のバランスが良い『ワコーズ CHA-C チェーンクリーナー』から試してみるのがおすすめです。
チェーンクリーナーやオイル、洗浄機などのメンテナンス用品を実際に手に取って選びたいなら、専門店のワイズロードをのぞいてみるのもおすすめですよ。
ぜひ自分に合った洗浄アイテムを見つけて、いつでも気持ちよく走れるチェーンをキープしてくださいね。







