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グラベルロードは後悔する?いらない・中途半端と言われる理由と正しい選び方

グラベルロード 後悔

この記事では、グラベルロードで後悔しないためのポイントについて紹介しています。

「グラベルロードを買ったけど、ロードバイクにすればよかったかも……」

「グラベルロードって中途半端って聞くけど、実際どうなの?」

こんなふうに思っていませんか?

グラベルロードはオンロードもオフロードも走れる万能バイクですが、目的に合っていないと「買って後悔した」と感じてしまうケースもあるんです。

そこで今回は、僕自身の経験も踏まえてグラベルロードで後悔しがちなポイントと、その対策を徹底解説していきます。

購入前に知っておくだけで失敗を防げる内容ばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

グラベルロードで後悔しやすい7つのポイント

グラベルロード 後悔

ここでは、グラベルロードを購入して後悔しがちなポイントについて解説します。

実際にグラベルロードに乗っているライダーの声を集めてみると、後悔の原因には共通したパターンがあります。

事前に知っておけば対策できるものばかりなので、順番にチェックしていきましょう。

ロードバイクと比べてスピードが出にくい

グラベルロードで一番多い後悔が「思ったよりスピードが出ない」というものです。

グラベルロードはタイヤ幅が35〜45c程度と太く、フレームも安定性重視の設計になっています。そのためロードバイク(タイヤ幅23〜28c)と比べると、舗装路での巡航速度は2〜5km/h程度遅くなることが一般的です。

実際に僕も初めてグラベルロードで100kmのロングライドに出たとき、いつものロードバイクより平均速度が3km/hほど落ちて驚きました。

ただし、これはタイヤを細めのスリックタイヤ(28〜32c)に交換するだけでかなり改善できます。グラベルロードはタイヤクリアランスが広いので、用途に合わせてタイヤを使い分けられるのがメリットでもありますよ。

車体が重くてヒルクライムがつらい

グラベルロードは一般的にロードバイクよりも1〜2kg程度重くなります。

フレームが頑丈に作られていることに加えて、太いタイヤやディスクブレーキの重量もあるため、エントリーモデルだと完成車で10〜12kg程度になることが多いですね。

ヒルクライムでは車体の軽さが大きく影響するため、ロードバイク(7〜9kg)と比べるとどうしても登りで差がつきやすいです。

ヒルクライムメインで楽しみたい方は、カーボンフレームのグラベルロードを選ぶと9kg台まで軽量化できるので検討してみてください。

未舗装路を走る機会が意外と少ない

「グラベル(砂利道)を走りたくてグラベルロードを買ったのに、結局舗装路ばかり走っている」というのもよくある後悔です。

日本の場合、気軽にアクセスできるグラベルコースは海外と比べて限られているのが現状です。河川敷のダート区間や林道など探せばあるものの、普段の通勤やサイクリングでは舗装路がメインになりがちですね。

ただし、最近はグラベルイベントやSNSでのコース共有が盛んになってきているので、事前にお住まいの地域のグラベルスポットを調べておくと後悔しにくくなりますよ。

ドロップハンドルのポジションが合わない

グラベルロードはドロップハンドルを採用していますが、フレアハンドル(下ハンが外側に広がった形状)を標準装備しているモデルも多いです。

フレアハンドルはオフロードでの安定性が高い反面、ロードバイクに慣れている方だと「握りにくい」「肩幅に合わない」と感じることがあります。

ハンドル幅はフレアの角度によって実質的に2〜4cm広くなるため、体格に合わないと肩や首の疲労につながります。

購入前に試乗してハンドルの握り心地を確認するか、後からハンドルだけ交換するのもありですよ。

パーツのアップグレード費用がかさむ

グラベルロードはロードバイクと規格が異なるパーツも多く、アップグレードの選択肢が限られる場合があります。

たとえばグラベル専用のコンポーネント(変速機やブレーキなどの駆動系パーツをまとめてこう呼びます)として、シマノの「GRX」シリーズがありますが、ロード用の105やアルテグラと比べるとラインナップが少なめです。

また、ホイールもグラベル用のディスクブレーキ対応モデルが必要で、ロードバイクの定番ホイールがそのまま使えないこともあります。

最初からある程度のグレードの完成車を選んでおくと、後からの出費を抑えられますよ。

レースやイベントでの使い勝手が悪い

ロードレースやヒルクライムイベントに出たいと考えている方は注意が必要です。

グラベルロードで参加すること自体は可能ですが、車重やタイヤの転がり抵抗の差で、ロードバイク勢と比べると不利になるのは避けられません。

逆にグラベルレースやバイクパッキングイベントなら本領を発揮できます。最近は国内でもグラベル系イベントが増えてきているので、そちらに興味がある方にはむしろ最適な選択肢ですね。

見た目が好みと違った

意外と見落とされがちなのが「見た目」の問題です。

グラベルロードは太いタイヤにダボ穴(キャリアやバッグを取り付けるためのネジ穴)が多数ついているため、ロードバイクのようなスッキリしたシルエットとは少し異なります

「ロードバイクのスマートな見た目が好き」という方は、実物を見てから購入を決めるのがおすすめです。逆にアドベンチャー感のある無骨なルックスが好きな方は、グラベルロードのデザインにハマるはずですよ。

グラベルロードで後悔しないための選び方

ここでは、グラベルロード選びで後悔しないためのコツを解説します。

ポイントを押さえて選べば、長く楽しめる1台に出会えますよ。

使用目的をはっきりさせる

グラベルロード選びで最も大切なのは、自分がどんな使い方をしたいのかを明確にすることです。

  • 通勤・街乗りメイン → 舗装路寄りの軽量モデルがおすすめ
  • 林道・グラベルツーリング → タイヤクリアランスが広いモデルがおすすめ
  • バイクパッキング → ダボ穴が多く積載力の高いモデルがおすすめ
  • オンロードも速く走りたい → カーボンフレームの軽量グラベルがおすすめ

目的がはっきりしていれば、「中途半端」と感じることはまずありません。

フレーム素材で絞り込む

グラベルロードのフレーム素材は主にアルミ・カーボン・クロモリの3種類です。

  • アルミ:10〜20万円台で買えるコスパの良さ。やや振動が伝わりやすい
  • カーボン:30万円以上が目安。軽量で振動吸収性が高く長距離向き
  • クロモリ:独特のしなりと美しいシルエットが魅力。やや重いがツーリングに最適

初めての1台ならアルミフレームのモデルが価格と性能のバランスが良いのでおすすめですよ。

コンポーネントのグレードを確認する

コンポーネントのグレードは走行性能と将来的な満足度に直結します。

グラベル専用コンポとしてはシマノ「GRX」シリーズが定番です。GRX 400(2×10速)は入門グレード、GRX 600(2×11速)は中級グレード、GRX 800(2×11速/1×11速)が上位グレードとなっています。

予算が許すならGRX 600以上を選んでおくと、変速の精度やブレーキの効きに満足しやすいですね。

試乗して乗り心地を確かめる

スペックだけで判断せず、必ず試乗してから購入を決めるのが後悔しないための鉄則です。

特にハンドルの握り心地、サドルの座り心地、前傾姿勢のきつさなどは乗ってみないとわかりません。

ワイズロードやトレック直営店などの大型ショップでは試乗車を用意していることが多いので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

グラベルロードはこんな人に向いている

ここでは、グラベルロードが向いている人の特徴を解説します。

自分に当てはまるかチェックしてみてくださいね。

  • 1台でオンロードもオフロードも楽しみたい人
  • バイクパッキングやキャンプツーリングに興味がある人
  • 通勤・通学から休日のロングライドまで幅広く使いたい人
  • レースよりも「旅」や「冒険」としてのサイクリングが好きな人
  • 悪天候や荒れた路面でも安心して走りたい人

逆に「とにかく速く走りたい」「ヒルクライムで上位を狙いたい」という方は、ロードバイクのほうが満足度が高いでしょう。

大切なのはスピード重視か、それとも汎用性と冒険心を大切にするかという自分の優先順位を見極めることですね。

グラベルロードとロードバイクの違いを比較

ここでは、グラベルロードとロードバイクの主な違いを比較します。

どちらを選ぶか迷っている方は、以下の比較表を参考にしてみてください。

項目グラベルロードロードバイク
タイヤ幅35〜45c23〜28c
車体重量9〜12kg7〜9kg
ブレーキディスクブレーキリム/ディスク
舗装路スピードやや遅い速い
未舗装路走行得意不向き
積載性高い(ダボ穴多数)低い
振動吸収性高い普通
価格帯(エントリー)10〜20万円10〜15万円

ざっくり言うと、グラベルロードは「どこでも走れる万能さ」、ロードバイクは「舗装路での速さ」に特化しています。

僕の体感としては、舗装路8割・未舗装路2割くらいの使い方でもグラベルロードの安定感と快適さは十分メリットに感じますよ。

よくある質問

グラベルロードは舗装路だけで使っても大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。グラベルロードは舗装路でも快適に走れます。太いタイヤによる安定感や振動吸収性の高さは、長距離のロングライドではむしろメリットになりますよ。タイヤをスリック寄りのものに替えれば、さらに舗装路での走行性能が上がります。

グラベルロードの寿命はロードバイクと比べてどうですか?

フレーム自体の寿命は素材によりますが、グラベルロードだから特別短いということはありません。ただしオフロード走行が多い場合、チェーンやタイヤなどの消耗品の交換頻度は高くなります。定期的なメンテナンスを心がければ、10年以上乗り続けることも十分可能ですよ。

グラベルロードの予算はどれくらい必要ですか?

エントリーモデルなら10〜15万円程度から購入できます。GRXコンポーネント搭載の本格モデルは15〜30万円、カーボンフレームの上位モデルは30〜60万円程度が目安です。初めての1台なら15万円前後のアルミフレームモデルがコスパが良くておすすめですよ。

グラベルロードでロードバイクのレースに出られますか?

レギュレーション上はほとんどのロードレースに参加可能です。ただし車重やタイヤの違いからロードバイク勢と比べてハンデがあるのは事実です。楽しむことが目的なら問題ありませんが、上位を狙いたい場合はロードバイクのほうが有利ですね。

グラベルロードをクロスバイク代わりに使えますか?

使えます。むしろグラベルロードはクロスバイクの上位互換とも言える存在です。ドロップハンドルによる多彩なポジション、ディスクブレーキの安定した制動力、将来的なパーツアップグレードの余地など、クロスバイクにはないメリットが多いですよ。通勤・通学にも十分使えます。

まとめ

今回はグラベルロードで後悔しやすいポイントと、その対策について解説しました。

後悔を防ぐために押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 使用目的をはっきりさせてから選ぶ
  • フレーム素材とコンポーネントのグレードを確認する
  • 必ず試乗して乗り心地を確かめる
  • スピード重視ならロードバイクも検討する

グラベルロードは「中途半端」なバイクではなく、目的に合った選び方をすれば最高の相棒になってくれます。

ぜひ今回の内容を参考にして、自分にぴったりの1台を見つけてみてくださいね

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