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富士山一周ライド「フジイチ」完全ガイド!距離・獲得標高・コースの見どころを解説

富士山 一周 ロードバイク

この記事では、富士山 一周 ロードバイクについて紹介しています。

「富士山をロードバイクで一周してみたいけど、距離や獲得標高はどれくらいなんだろう?」

「初心者でもフジイチって完走できるのかな?」

こんなふうに思っていませんか?

富士山を自転車でぐるっと一周する「フジイチ」は、ロードバイク乗りなら一度は挑戦したい定番のロングライドコースですよね。

ただ、距離やアップダウンがそれなりにあるので、事前に全体像をつかんでおかないと途中で脚を使い果たしてしまうこともあるんです。

そこで今回は富士山一周ライド、通称フルフジ(フジイチ)の距離・獲得標高・コースの見どころから、難易度や必要な準備まで、僕の実走経験も交えながらまるごと解説していきます。

初挑戦のアドバイスやよくある質問もまとめているので、ぜひフジイチ計画の参考にしてみてくださいね。

目次

富士山一周ライド「フジイチ」とはどんなコース?

富士山 一周 ロードバイク

ここでは、富士山一周ライド(フジイチ・フルフジ)がどんなコースなのかという基本について解説します。

フジイチとは、富士山の裾野をぐるっと1周する周回ライドのことです。

「フジイチ」は富士山一周の略称で、「フルフジ」や「ふじいち」とも呼ばれます。山梨県と静岡県にまたがり、富士五湖エリアと富士南麓エリアを結んで大きく円を描くように走るのが特徴です。

山中湖・河口湖・西湖・精進湖・本栖湖の富士五湖や、朝霧高原、白糸の滝、御殿場・裾野のススキ野原など、富士山まわりの絶景をひとつなぎで楽しめるのが最大の魅力ですね。

スタート地点は自由に決められますが、公共交通機関でアクセスしやすい御殿場駅や富士山駅(富士吉田)を起点にする人が多いです。

回り方は反時計回りが定番で、僕が走ったときも御殿場から山中湖・河口湖方面へ抜けて、朝霧高原を下って富士宮から御殿場へ戻るルートを選びました。

フルフジの距離と獲得標高の目安

ここでは、富士山一周ライドの距離と獲得標高がどれくらいになるのかという目安について解説します。

フジイチはルートの取り方によって数字が変わりますが、おおよその目安は次の通りです。

  • 距離:約110〜140km(一般的には115〜130km前後)
  • 獲得標高:約1,600〜2,000m
  • 最高地点:標高1,000m前後(籠坂峠や本栖湖・朝霧高原あたり)

数字だけ見ると「距離のわりに獲得標高が多いな」と感じるかもしれませんね。

これはフジイチが激坂を一気に登るコースではなく、細かなアップダウンを延々と繰り返すうちに標高が積み上がっていくタイプだからです。

獲得標高(かくとくひょうこう。ライド中に登った標高の合計値のことです)が2,000m近くになるので、平坦基調のロングライドとは別物と考えておいたほうがいいですよ。

スタート地点や富士五湖のどこを経由するか、白糸の滝に立ち寄るかどうかで距離は10〜20kmほど前後します。

まずは距離120km・獲得標高2,000mを一つの基準にして体力プランを組むと、想定外の消耗を防ぎやすいです。

コースの概要と見どころ|五合目往復との違いも

ここでは、フジイチのコース概要と見どころ、そして富士スバルライン五合目往復との違いについて解説します。

反時計回りを例に、コースの流れをざっくり追ってみましょう。

  • 御殿場〜籠坂峠〜山中湖:序盤の登り区間。峠を越えて富士五湖エリアへ
  • 山中湖〜河口湖〜西湖:湖越しの富士山が見える人気の絶景ゾーン
  • 精進湖〜本栖湖〜朝霧高原:静かな林間路と広大な高原の下り基調
  • 白糸の滝〜富士宮〜御殿場:終盤の登り返しが待つ最後の難関

見どころは何といっても、湖ごとに表情を変える富士山の姿ですね。

河口湖や本栖湖では逆さ富士が狙えますし、朝霧高原では牧草地の向こうに大きな富士山がドンとそびえる、まさに絶景が広がります。

一方で、終盤に待つ富士宮から御殿場への登り返しはフジイチ最大の難所です。

すでに100km近く走って脚が疲れた状態でジワジワ登らされるので、ここに脚を残しておけるかどうかで完走の余裕が大きく変わりますよ。

富士山一周と五合目往復(富士スバルライン)はまったく別物

「富士山をロードバイクで」というと、富士スバルラインで五合目まで登るヒルクライムを思い浮かべる人も多いですよね。

富士スバルライン五合目往復は、麓から標高2,300m超の五合目まで一気に登る約24kmのヒルクライムです。一方フジイチは山には登らず、裾野を横方向にぐるっと回る周回ライドで、性質がまったく異なります。

五合目往復が「1本の長い登りにひたすら耐える垂直方向の勝負」だとすれば、フジイチはアップダウンと距離をこなす水平方向のスタミナ勝負です。

体力に自信があって時間もある猛者は、フジイチのついでに五合目まで登る「盛り」プランを組む人もいますが、初挑戦なら無理に組み合わせず、まずはフジイチ単体で計画するのがおすすめです。

フジイチの難易度と所要時間の目安

ここでは、富士山一周ライドの難易度と、走り切るのにかかる所要時間の目安について解説します。

正直に言うと、フジイチは初心者にとってはなかなか手強いコースです。

距離120km前後に獲得標高2,000m級が加わるので、平坦の100kmを走れる人でも別次元の疲労を感じることがあります。

所要時間の目安は、走力によってこれくらい幅があります。

  • 経験者・脚力に自信のある人:7〜9時間
  • 中級者:9〜11時間
  • 初心者・観光もじっくり楽しみたい人:11〜14時間以上(1泊2日も有効)

ここでいう所要時間は、休憩や補給、写真撮影の時間も含めたトータルの目安です。

脚に不安がある場合は無理に日帰りにこだわらず、富士五湖側で1泊する2日プランにすると、絶景も余裕を持って味わえますよ。

デメリットとしては、日照時間の短い季節に日帰りを狙うと終盤で日没に追われやすい点が挙げられます。早めのスタートを心がけましょう。

完走に必要な体力と準備|補給・装備・エスケープ

ここでは、フジイチを完走するために必要な体力の目安と、補給・装備・エスケープの準備について解説します。

まず体力の目安ですが、平坦でもいいので100kmを一度は走り切った経験があると安心です。

そのうえで、獲得標高のあるコースを事前に走っておくと、フジイチ特有の登り返しにも脚が対応しやすくなりますよ。

補給ポイントを事前に把握しておく

フジイチのコース上には、道の駅やコンビニが要所に点在しています。

道の駅すばしり・道の駅富士吉田・道の駅なるさわ・道の駅朝霧高原などは補給と休憩の定番スポットです。吉田のうどんやほうとう、富士宮やきそばといったご当地グルメを楽しめるのも魅力ですね。

ただし、朝霧高原から富士宮にかけては店舗の間隔が空く区間もあるので、補給できる場所では早めに水分と補給食を確保しておくのが鉄則です。

ボトルは2本体制にして、ハンガーノック(極端な糖分不足で急に力が出なくなる状態のことです)を避けるために、こまめにジェルや軽食を口にしておきましょう。

装備は寒暖差とパンク対策がカギ

標高1,000m前後まで上がる区間があるので、ウェアは寒暖差への対応が欠かせません。

登りで汗をかいたあとの下りは一気に体が冷えるので、ウインドブレーカーやアームウォーマーを1枚忍ばせておくと安心です。

  • 予備チューブ・携帯ポンプ・タイヤレバーなどのパンク修理一式
  • ウインドブレーカーなどの防風・防寒ウェア
  • モバイルバッテリーとサイクルコンピュータ(ルート確認用)
  • 前後ライト(早朝・夕方や日没対策として必須)

ロングライドではパンクのリスクも上がるので、修理キットは必ず携行し、出発前に一度は自分で交換できるか確認しておきましょう。

エスケープルートを頭に入れておく

フジイチは1周が長いぶん、途中でリタイアしたくなったときの逃げ道を知っておくと精神的に楽になります。

富士山駅(富士吉田)や河口湖駅、御殿場駅などの鉄道駅がコース近くにあるので、輪行袋を1枚持っておけば、いざというとき電車で離脱できますよ。

「無理そうならここでやめられる」という選択肢があるだけで、初挑戦の不安はぐっと減りますね。

走る時期とおすすめの注意点|交通量・天候・寒暖差

ここでは、フジイチを走るのに向いた時期と、交通量・天候・寒暖差といった注意点について解説します。

おすすめのシーズンは、空気が澄んで富士山がきれいに見える春(4〜6月)と秋(9〜11月)です。

真夏は標高の低い富士宮・御殿場側で暑さがきつく、雲がかかって富士山が見えにくい日も多くなります。冬は路面凍結や強烈な寒さのリスクがあるため、初挑戦は避けたほうが無難です。

天候面では、富士山の周囲は山特有の急な天候変化が起きやすいのが要注意ポイントです。

朝は快晴でも午後から雲が出て冷え込むことがあるので、出発前に予報をしっかり確認しておきましょう。

交通量については、終盤の富士宮から御殿場へ抜ける国道469号などでトラックやダンプの通行が多い区間があります。

疲れて集中力が落ちる終盤ほど、車道の左端をキープして車の動きに気を配ることを忘れないでくださいね。

寒暖差も大きなテーマで、麓と峠付近では体感温度がまるで違います。着脱しやすいレイヤリングで、こまめに調整するのがコツです。

初挑戦で失敗しないためのアドバイス

ここでは、フジイチに初挑戦する人が失敗しないために押さえておきたいアドバイスについて解説します。

初めてのフジイチで大切なのは、とにかく前半を抑えて走ることです。

富士五湖エリアの絶景でついペースを上げたくなりますが、終盤の登り返しに脚を残すことを最優先に、序盤は物足りないくらいで走るのが完走のコツですよ。

  • スタートは早朝に。日没に追われない時間配分にする
  • 前半は抑えめのペースで、終盤に脚を残す
  • 補給と水分は「まだ大丈夫」なうちに済ませる
  • 不安なら1泊2日プランや仲間との複数人ライドにする

ギアは、フロントがコンパクトクランクでリアに大きめのスプロケット(後輪側の歯車のことです)を組んでおくと、終盤の登りで脚をいたわれます。

実際に僕が走ったときも、河口湖の絶景で消耗を抑えたおかげで、最後の富士宮からの登り返しを笑顔で越えられました。

準備とペース配分さえ間違えなければ、フジイチは一生モノの達成感が味わえる最高のロングライドですよ。

富士山一周ロードバイクに関するよくある質問

フジイチの距離と獲得標高はどれくらいですか?

ルートの取り方によりますが、距離は約110〜140km、獲得標高は約1,600〜2,000mが目安です。一般的には距離120km・獲得標高2,000mを基準に計画すると安全に走れます。細かなアップダウンが続くコースなので、平坦のロングライドより脚への負担は大きくなります。

初心者でも富士山一周は完走できますか?

平坦でも100kmを走り切った経験があれば、ペース配分と補給を工夫することで完走は十分に可能です。ただし難易度は高めなので、不安な場合は富士五湖側で1泊する1泊2日プランにすると、余裕を持って絶景も楽しめます。早朝スタートで日没に追われない計画を立てましょう。

富士山一周とスバルラインの五合目往復は何が違いますか?
  • フジイチ(一周):裾野を横に回る周回ライド。距離とアップダウンのスタミナ勝負
  • 五合目往復:富士スバルラインを一気に登るヒルクライム。垂直方向の登坂力勝負

性質がまったく異なるので、初挑戦なら無理に組み合わせず、まずはフジイチ単体で計画するのがおすすめです。

フジイチを走るのにおすすめの時期はいつですか?

空気が澄んで富士山がきれいに見える春(4〜6月)と秋(9〜11月)がおすすめです。真夏は麓の暑さと雲で富士山が見えにくく、冬は路面凍結や強い寒さのリスクがあります。いずれの季節も山特有の急な天候変化と寒暖差に備えて、防風ウェアを用意しておくと安心です。

途中で走れなくなったらどうすればいいですか?

コース近くには富士山駅(富士吉田)・河口湖駅・御殿場駅などの鉄道駅があります。輪行袋を1枚持っておけば、無理をせず電車で離脱できます。エスケープルートを事前に頭に入れておくと、初挑戦の不安をぐっと減らせますよ。

まとめ

今回は富士山一周ライド、通称フジイチ(フルフジ)について解説しました。

フジイチを楽しむために押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 距離120km・獲得標高2,000mを基準に計画する
  • 細かなアップダウンと終盤の登り返しに脚を残す
  • 補給・寒暖差・エスケープの準備を万全にする
  • おすすめは春・秋、早朝スタートで日没対策を

フジイチは、富士五湖の絶景から朝霧高原の雄大な風景まで、富士山の魅力をひとつなぎで味わえる特別なロングライドです。

難易度は決して低くありませんが、しっかり準備してペースを守れば、初心者でも一生の思い出になる達成感が待っています。

ぜひ自分に合ったプランで、富士山一周のロードバイク旅を思いっきり楽しんでみてくださいね。

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