この記事では、ロードバイクイタリアメーカーについて紹介しています。
「イタリアのロードバイクって憧れるけど、どのメーカーのどの車種を選べばいいんだろう?」
「ビアンキやピナレロは名前を聞くけど、実際どのモデルが自分に合うのか分からない……」
こんなふうに思っていませんか?
イタリアのロードバイクメーカーは歴史が長く数も多いうえに、同じブランドでもフラッグシップからエントリーまで車種が幅広いので、どれを選べばいいか迷ってしまうんですよね。
僕自身、最初にイタリアンバイクを買うときは各メーカーの違いが分からず、ショップで丸一日悩んだ経験があります。
そこで今回はイタリアメーカーのおすすめロードバイクを車種で厳選した8台をご紹介していきます。
メーカーごとの選び方はもちろん、よくある質問も解説しているので、ぜひイタリアンロードバイク選びの参考にしてみてください。
☆おすすめNo.1
ピナレロ Dogma F
ツール・ド・フランスを何度も制した実績を持つイタリアンバイクの頂点で、独特の湾曲したフレーム造形と、踏んだ力がそのまま前へ進む圧倒的な走りが魅力です。
価格は高いですが「一生モノのイタリアンバイクが欲しい」という方には間違いなく候補筆頭になるので、まずはチェックしてみてくださいね。
イタリアのロードバイクメーカーを選ぶときのポイント

ここでは、イタリアのロードバイクメーカーと車種を選ぶときに押さえておきたいポイントについて解説します。
イタリアンバイクはブランドごとの個性が強く、選び方を間違えると「かっこいいけど自分の走り方には合わなかった」ということになりがちです。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- ブランドの個性とデザイン
- 用途に合ったバイクのタイプ
- 予算とフレーム素材
ポイントを理解しておくだけで、憧れだけで選んで後悔することがグッと減りますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
ブランドの個性とデザインで選ぶ
イタリアンロードバイクは、まずブランドの個性とデザインで選ぶのがおすすめです。
代表的なメーカーの個性は以下の通りです。
- ビアンキ:チェレステ(青緑色)が象徴の1885年創業の最古参ブランド
- ピナレロ:湾曲したフレーム造形と勝負にこだわる王者のブランド
- コルナゴ:クローバーのエンブレムを掲げる伝統と革新の名門
- デローザ:ハートマークが目印のハンドメイド志向のブランド
ちなみにチェレステとは、ビアンキ独自の青緑色のカラーのことで、街中でもひと目でビアンキと分かる象徴的な色ですね。
このように、同じイタリアンバイクでもブランドごとに世界観がまったく違うので、まずは自分が「かっこいい」と感じるブランドから絞り込むといいですよ。
用途に合ったバイクのタイプで選ぶ
イタリアンロードバイクを選ぶなら、用途に合ったタイプにもこだわりましょう。
ロードバイクの主なタイプを以下にまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- オールラウンド:登りも平坦もバランス良くこなす万能タイプ
- エアロ:空気抵抗を抑えて平坦で速く走ることに特化したタイプ
- 軽量(クライミング):坂を軽やかに登ることを重視したタイプ
- エンデュランス:長距離を快適に走れる乗り心地重視のタイプ
エアロとは空気抵抗(エアロダイナミクス)を減らす設計のことで、平坦基調のコースを速く走りたい方に向いています。
ちなみに、最初の1台なら登りも平坦もこなせるオールラウンドかエンデュランスがおすすめです。
いきなりエアロや軽量レースモデルを選ぶと、乗り心地が硬く感じたりポジションが窮屈で疲れやすかったりすることもあるので、その点は注意しておきましょう。
予算とフレーム素材で選ぶ
イタリアンロードバイクは、予算とフレーム素材を合わせて考えて選ぶのがポイントです。
フレーム素材ごとの特徴は以下の通りです。
- アルミ:価格が手頃で丈夫。エントリーモデルに多い
- カーボン:軽量で振動吸収性が高い。ミドル〜ハイエンドの主流
ここで言うコンポ(変速機やブレーキ、クランクなどの駆動系パーツをまとめてこう呼びます)は、グレードが上がるほど変速がスムーズになり価格も上がります。
初めてのイタリアンバイクなら、アルミフレーム+シマノのソラや105クラスの完成車から始めると失敗しにくいですよ。
予算と素材のバランスは満足度に直結するので、憧れだけで無理をせず自分の使い方に合った価格帯から選びましょう。
イタリアのロードバイクメーカーおすすめ8選!名門ブランドの名車を厳選

ここからは、イタリアメーカーのおすすめロードバイクを車種で8台ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
ピナレロ|Dogma F
| ブランド | ピナレロ(イタリア) |
|---|---|
| タイプ | オールラウンド(フラッグシップ) |
| フレーム素材 | カーボン(トレカ M40X) |
| コンポ例 | シマノ デュラエース Di2 / スラム RED |
| 参考価格 | 約160万円〜 |
- ツール・ド・フランスを制した実績を持つ王者のフラッグシップ
- 湾曲したフレーム造形と踏んだ力が逃げない剛性が魅力
『ピナレロ Dogma F』は、ツール・ド・フランスで何度も総合優勝を飾ってきたイタリアンバイクの頂点に立つオールラウンドモデルです。
実際に上りでダンシング(立ち漕ぎ)したときのキレや、平坦での伸びは僕が試乗した中でも別格でした。
ただし価格は完成車で160万円を超えることも多く、気軽に手を出せる一台ではないのが正直なところです。
それでも「所有する喜びも走りも妥協したくない」という方にとっては、一生モノになりうる憧れのイタリアンバイクですね。
■こんな人におすすめ
- 予算を気にせず最高峰のイタリアンバイクが欲しい人
- レースや本格的なロングライドで速さを求める人
「一台で登りも平坦もすべてを高いレベルでこなしたい」そんなあなたに一番おすすめの頂点モデルです。
コルナゴ|V4Rs
| ブランド | コルナゴ(イタリア) |
|---|---|
| タイプ | オールラウンド(レース) |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ デュラエース Di2 / スラム RED |
| 参考価格 | 約150万円前後 |
- ツール・ド・フランス総合優勝を支えたレースモデル
- クローバーのエンブレムを掲げる名門コルナゴの主力
ピナレロと並ぶ王道のイタリアンバイクを探しているなら、『コルナゴ V4Rs』をぜひ検討してみてください。
コルナゴは1954年創業のクローバーマークが目印の名門で、V4Rsはその技術を注ぎ込んだレース向けのオールラウンドモデルです。
ピナレロが個性的な造形なら、コルナゴはややオーソドックスで扱いやすいハンドリングが持ち味だと感じます。
こちらもフレーム単体でも高価で、完成車は150万円前後になるため、しっかり予算を確保しておく必要があります。
■こんな人におすすめ
- 伝統ある名門ブランドの最新レースモデルが欲しい人
- クセの少ない扱いやすいハイエンドを求める人
「名門コルナゴの世界最高峰の走りを味わいたい」という方にぴったりの一台ですよ。
ビアンキ|Specialissima
| ブランド | ビアンキ(イタリア) |
|---|---|
| タイプ | 軽量(クライミング) |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ アルテグラ Di2 / デュラエース |
| 参考価格 | 約90万円〜 |
- チェレステカラーが映える軽量クライミングモデル
- 現存最古の名門ビアンキが誇る登坂性能
イタリアンバイクらしい美しさと軽さを両立したいなら、『ビアンキ Specialissima』がおすすめです。
ビアンキは1885年創業の現存する最古の自転車メーカーで、Specialissimaはその中でも坂を軽やかに登ることを重視した軽量モデルです。
軽量モデルはどうしても剛性重視のエアロバイクより横風の影響を受けやすい面もありますが、登り主体で走る人には大きな武器になります。
見た目の美しさと登坂性能を両立したい方には、まさに理想的な一台ですね。
■こんな人におすすめ
- チェレステカラーのビアンキに憧れている人
- ヒルクライムや登り基調のコースを走る人
「美しさと登りの軽さを両立したい」という方に、ビアンキの軽量モデルはぴったりですよ。
ウィリエール|Filante SLR
| ブランド | ウィリエール(イタリア) |
|---|---|
| タイプ | エアロロード |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ アルテグラ Di2 / スラム FORCE |
| 参考価格 | 約90万円〜 |
- 空気抵抗を抑えつつ軽さも両立したエアロモデル
- 1906年創業ウィリエールの伝統と先進技術の融合
平坦で速く走りたい方に注目してほしいのが、『ウィリエール Filante SLR』です。
ウィリエールは1906年創業のトリエステ発の名門で、Filante SLRは空気抵抗を抑えたエアロ設計と軽さを両立させた一台です。
一定のスピードで巡航するときの伸びは気持ちよく、僕がロングライドで試したときも後半までスピードを維持しやすい印象でした。
エアロ形状ゆえに横風では車体があおられやすい点は注意ですが、平坦主体で速さを求めるなら魅力的な選択肢です。
■こんな人におすすめ
- 平坦で速く巡航したい人
- エアロと軽さを両立したモデルが欲しい人
「速さにこだわりつつ登りも捨てたくない」という欲張りな方に、ウィリエールのエアロモデルはおすすめですよ。
ウィリエール Filante SLR
デローザ|Merak
| ブランド | デローザ(イタリア) |
|---|---|
| タイプ | オールラウンド(レース) |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ アルテグラ Di2 |
| 参考価格 | 約80万円〜 |
- ハートマークが目印のデローザらしい上質な仕上がり
- レースにも使えるオールラウンドな走行性能
職人気質のイタリアンバイクに惹かれる方には、『デローザ Merak』をぜひ知ってほしいです。
デローザは1953年創業のハートマークが目印のブランドで、Merakはレースでも通用するオールラウンドな性能を持つカーボンモデルです。
派手さよりも所有する満足感や乗り心地を大切にしたい方に響くブランドだと感じます。
ハイエンドと比べるとプロレースでの派手な実績は控えめですが、その分だけ趣味のライドを気持ちよく楽しめる懐の深さがあります。
■こんな人におすすめ
- 人と被りにくい上質なイタリアンバイクが欲しい人
- オールラウンドに趣味のライドを楽しみたい人
「所有する満足感と走りのバランスを大切にしたい」という方に、デローザは間違いなくおすすめですよ。
カレラ|Phibra
| ブランド | カレラ(イタリア) |
|---|---|
| タイプ | オールラウンド(オーダー対応) |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ 105 Di2 / アルテグラ |
| 参考価格 | 約50万円〜 |
- 元プロ選手が立ち上げたこだわりのブランド
- カラーオーダーに対応した個性を出しやすい一台
人と被らない個性的なイタリアンバイクが欲しいなら、『カレラ Phibra』を検討してみてください。
カレラは1989年に元プロ選手が立ち上げたブランドで、Phibraはカラーオーダーにも対応した個性を出しやすいカーボンモデルです。
大手ブランドほど有名ではありませんが、その分だけ「知る人ぞ知る」満足感を味わえます。
ただし国内の取扱店が限られるので、購入やメンテナンスの前に対応してくれるショップが近くにあるか確認しておきましょう。
■こんな人におすすめ
- 人と被らない個性的な一台が欲しい人
- カラーオーダーで自分好みに仕上げたい人
「大手とは違うこだわりのイタリアンバイクに乗りたい」という方に、カレラはおすすめですよ。
ピナレロ|Razha
| ブランド | ピナレロ(イタリア) |
|---|---|
| タイプ | エンデュランス(エントリーカーボン) |
| フレーム素材 | カーボン(トレカ T700) |
| コンポ例 | シマノ 105 |
| 参考価格 | 約36万円前後 |
- ピナレロの世界観を手が届きやすい価格で味わえる
- 105搭載で初めてのカーボンロードにも安心
「ピナレロに乗りたいけど、いきなり100万円超えは厳しい……」
そんな方におすすめなのが『ピナレロ Razha』です。
Razhaはピナレロの入門向けカーボンモデルで、約36万円前後という手が届きやすい価格でピナレロの世界観を楽しめます。
フラッグシップのような最先端の速さはありませんが、快適性を意識した乗り味で長距離も走りやすいのが魅力です。
憧れのブランドを現実的な予算で手に入れたい方にとって、うれしい選択肢ですね。
■こんな人におすすめ
- 予算を抑えつつピナレロに乗りたい人
- 初めてのカーボンロードを探している人
「憧れのピナレロを現実的な価格で」という方に、Razhaはぴったりの入門モデルですよ。
ビアンキ|Via Nirone 7
| ブランド | ビアンキ(イタリア) |
|---|---|
| タイプ | エンデュランス(エントリー) |
| フレーム素材 | アルミ(+カーボンフォーク) |
| コンポ例 | シマノ ソラ / 105 |
| 参考価格 | 約13〜18万円 |
- 10万円台で買えるビアンキのエントリーモデル
- チェレステカラーで所有欲も満たせる一台
「とにかく手頃な価格でイタリアンバイクデビューしたい!」
そんなあなたに一番おすすめしたいのが『ビアンキ Via Nirone 7』です。
Via Nirone 7はビアンキの定番エントリーモデルで、アルミフレームとカーボンフォークの組み合わせにより10万円台から買える手頃さが魅力です。
快適性を意識した設計で長距離も走りやすく、初めての一台として通勤からロングライドまで幅広く使えます。
上位のカーボンモデルと比べると車体はやや重く登りでは差を感じることもありますが、最初の一台としては十分すぎる性能ですね。
■こんな人におすすめ
- 予算10万円台でイタリアンバイクを始めたい人
- チェレステカラーのビアンキに手頃に乗りたい人
「手頃な価格で憧れのビアンキに乗りたい!」という初心者の方に、Via Nirone 7は自信を持っておすすめできる一台ですよ。
イタリアのロードバイクメーカーに関するよくある質問
最後に、イタリアのロードバイクメーカーについてよくある質問にお答えしていきます。
- イタリアの4大ロードバイクメーカーはどこですか?
-
一般的に、ビアンキ・ピナレロ・コルナゴ・デローザの4ブランドがイタリアの4大メーカーと呼ばれることが多いです。いずれもグランツールなど世界最高峰のレースで数々の実績を持つ名門で、そこにウィリエールやカレラを加えて語られることもありますよ。
- 初心者でもイタリアのロードバイクを選んで大丈夫ですか?
-
もちろん大丈夫です。ビアンキのVia Nirone 7やピナレロのRazhaのように、エントリー向けの車種も用意されています。いきなりレース向けのフラッグシップを選ぶより、アルミやエントリーカーボンのモデルから始めると、価格も乗り心地も無理なく楽しめますよ。
- イタリアンバイクは価格が高いイメージですが安いモデルもありますか?
-
- 10万円台:ビアンキ Via Nirone 7 などのアルミエントリー
- 30〜50万円台:ピナレロ Razha などのエントリーカーボン
- 80万円以上:各社のハイエンド・フラッグシップ
このように価格の幅は広いので、予算に合わせて選べば無理なくイタリアンバイクを楽しめますよ。
- ビアンキのチェレステカラーとは何ですか?
-
チェレステは、ビアンキを象徴する青緑色のブランドカラーのことです。イタリア語で「空色」を意味し、街中でもひと目でビアンキと分かる特別な色として世界中のファンに愛されていますよ。
- イタリアンバイクとほかの国のバイクは何が違いますか?
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性能だけでなく、デザインや所有する喜びを大切にする傾向が強いのがイタリアンバイクの魅力です。湾曲したフレームやチェレステカラーなど、ブランドごとの世界観がはっきりしているので、「速さ」に加えて「かっこよさ」で選びたい方に特に向いていますよ。
まとめ
今回はイタリアのロードバイクメーカーのおすすめ車種を8台ご紹介しました。
イタリアンバイク選びで失敗しないコツは、以下の3つです。
- ブランドの個性とデザイン
- 用途に合ったバイクのタイプ
- 予算とフレーム素材
ポイントを押さえるだけで、憧れだけで選んで後悔することがグッと減りますよ。
また、フラッグシップのピナレロ Dogma Fからエントリー向けのビアンキ Via Nirone 7まで、予算やタイプ別に具体的な車種もピックアップしました。
どのメーカーも歴史と個性があり、乗るほどに愛着が湧く一台ばかりです。
ぜひ自分の心が動くイタリアンバイクを見つけて、憧れのブランドと一緒に最高のライドを楽しんでみてくださいね。
