この記事では、ロードバイクウィリエールについて紹介しています。
「ウィリエールって名前はよく聞くけど、実際のところ評判はどうなんだろう?」
「イタリアの高級ブランドっぽいけど、どのモデルを選べばいいのか分からない……」
こんなふうに思っていませんか?
ウィリエール(Wilier Triestina)は1906年創業のイタリア最古クラスの自転車ブランドで、ラインナップも幅広いため、初めて選ぶときはどれが自分に合うのか分かりにくいですよね。
僕自身、以前ウィリエールのエンデュランスモデルで200kmのロングライドに出かけたことがあるのですが、あの独特の美しさと乗り味は一度味わうと忘れられないんですよ。
そこで今回はウィリエールというブランドの歴史や特徴・評判と、用途別のおすすめロードバイク8選を詳しく紹介していきます。
選び方や購入前に知っておきたいデメリット、よくある質問もまとめているので、ぜひモデル選びの参考にしてみてください。
☆おすすめNo.1
Wilier 0 SLR
軽さ・剛性・空力のバランスに優れたウィリエールの旗艦モデルで、ヒルクライムからロングライドまでこれ1台でこなせる完成度の高さが魅力です。
「せっかくウィリエールを買うなら本気の1台が欲しい」という方は、まずチェックしておいて損はないですよ。
ウィリエールとはどんなロードバイクブランド?

ここでは、ウィリエールというブランドの成り立ちと基本的な特徴について解説します。
ウィリエールは、イタリア北東部ヴェネト州の街で1906年に創業した、100年以上の歴史を誇る老舗ブランドです。
正式名称は「ウィリエール・トリエスティーナ(Wilier Triestina)」で、赤銅色に輝く伝統カラーと、剣を思わせるロゴが目印になっています。
100年以上の歴史を持つイタリアの名門
ウィリエールは、ジロ・デ・イタリアなどのグランツール(3週間かけて行われるヨーロッパの大規模ステージレース)で勝利を重ねてきた実績あるブランドです。
長い歴史のなかで培われたノウハウが、いまのフレーム設計にもしっかり息づいているんですよ。
「速くて美しい」を体現するデザイン
ウィリエール最大の魅力は、なんといってもロードバイクブランドのなかでも屈指と言われる美しいデザインです。
イタリアンブランドならではの流麗なフレームラインと、深みのあるカラーリングは、所有しているだけで満足感を得られるほど。
それでいて空力性能(エアロ=空気抵抗を抑える設計のこと)や軽さもしっかり追求されていて、見た目の美しさと走りの速さを高い次元で両立しているのがウィリエールらしさですね。
ウィリエールのロードバイクが評判を集める理由
ここでは、ウィリエールのロードバイクがユーザーから高く評価されているポイントについて解説します。
実際に乗っているライダーの声を見ていくと、性能・快適性・デザインの3点で評価が高いのが分かります。
レースで実証された走行性能
ウィリエールのバイクは、プロレースの現場で鍛え上げられた確かな走行性能を持っています。
特に上位モデルではHUS-MODという高弾性カーボンに液晶ポリマー繊維を組み合わせ、軽さと剛性、振動吸収性を同時に高めているのが強みです。
ロングライドでも疲れにくい快適性
ウィリエールは直進安定性が高く、ハンドリングも素直なので、長時間のライドでも身体への負担が少ないと評判です。
特にエンデュランス系(快適性を重視した長距離向けの設計)のモデルには、路面の衝撃をやわらげる独自機構が搭載されています。
- 後輪側が上下に動いて衝撃を逃す「Actiflex(アクティフレックス)」機構
- 振動を吸収しやすいカーボン素材の配合
- 太めのタイヤに対応するクリアランス設計
僕が乗ったときも、荒れたアスファルトでのゴツゴツ感がかなり抑えられていて、100kmを超えたあたりで差を実感できました。
所有欲を満たすイタリアンデザイン
やはりウィリエールを語るうえで外せないのが、飾っておきたくなるほどのデザイン性です。
カラーバリエーションも豊富で、伝統のヴェルデ(緑)やコッパー系のカラーは他ブランドにはない独特の雰囲気があります。
「機能だけでなく、見た目にも一切妥協したくない」という方にとって、ウィリエールは満足度の高い選択肢になりますよ。
購入前に知っておきたいウィリエールの注意点
ここでは、ウィリエールを選ぶ前に把握しておきたいデメリットや注意点について解説します。
魅力の多いブランドですが、正直に言うと気をつけておきたいポイントもいくつかあります。
- 上位モデルは価格が高め(旗艦クラスは100万円を超える)
- 取り扱い店舗が限られ、試乗やメンテの拠点を探す必要がある
- 人気カラーや希望サイズは在庫切れ・納期待ちになりやすい
とはいえ、エントリー向けのアルミモデルなら16万円台から選べるので、予算に合わせて幅広く検討できるのは安心材料ですね。
購入時は、アフターサポートを受けやすい正規取扱店で相談しながら決めるのがおすすめですよ。
ウィリエールのロードバイクの選び方
ここでは、自分に合ったウィリエールを見つけるための選び方のポイントについて解説します。
ウィリエールはモデル数が多いので、失敗しないためには次の3点を押さえておくのが大切です。
- 用途・タイプで選ぶ
- コンポーネントのグレードで選ぶ
- 予算で選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
用途・タイプで選ぶ
ウィリエールを選ぶなら、まずは自分の走り方に合ったタイプを決めるのがポイントです。
ウィリエールの主なタイプは以下の通りです。
- 軽量オールラウンド:登りも平坦も万能にこなす(0 SLR / 0 SL)
- エアロ:高速巡航が得意(Filante SLR / Cento10 SL)
- クライミング:登坂を重視した超軽量(Verticale SLR)
- エンデュランス:長距離の快適性を重視(Granturismo SLR / GTR)
初めての1台なら、扱いやすいオールラウンドかエンデュランス系から選ぶと失敗しにくいですよ。
コンポーネントのグレードで選ぶ
ウィリエールを選ぶ際は、コンポ(変速機やブレーキなどの駆動系パーツをまとめてこう呼びます)のグレードも要チェックです。
同じフレームでも、組み合わせるコンポによって価格も走行性能も大きく変わってきます。
- シマノ TIAGRA・105:コスパ重視の入門〜中級グレード
- シマノ ULTEGRA:性能と価格のバランスが良い上級グレード
- シマノ DURA-ACE:最上位のレース向けグレード
電動変速の「Di2」に対応したグレードなら、ボタン操作でスパッと変速でき、長距離でも指が疲れにくいのがメリットですよ。
予算で選ぶ
ウィリエールは価格帯が幅広いので、無理のない予算から逆算して選ぶのも賢い方法です。
「まずはウィリエールに乗ってみたい」という方はエントリー〜ミドルグレードから、「一生モノの1台が欲しい」という方は上位モデルから検討するといいですよ。
ウィリエールのおすすめロードバイク8選

ここからは、用途別に選んだウィリエールのおすすめロードバイクを8選ご紹介していきます。
それでは、順番にチェックしていきましょう。
Wilier|0 SLR
| ブランド | Wilier(ウィリエール) |
|---|---|
| タイプ | 軽量オールラウンド(レーシング) |
| フレーム素材 | カーボン(HUS-MOD+液晶ポリマー) |
| コンポ例 | シマノ ULTEGRA Di2/DURA-ACE Di2 |
| 参考価格 | 約110万円〜 |
- 軽さ・剛性・空力を高次元で両立した旗艦モデル
- 登りも平坦もこなすオールラウンド性能
『Wilier 0 SLR』は、ウィリエールの技術を結集したフラッグシップで、軽量性と剛性、空力性能をバランス良く備えたオールラウンダーです。
ヒルクライムのような登坂でも、平坦の高速巡航でも隙がなく、「1台で何でもこなしたい」という欲張りな要望に応えてくれる完成度です。
価格は決して安くありませんが、一生モノとして長く付き合える本気の1台を探している方にこそふさわしいモデルですね。
■こんな人におすすめ
- ウィリエールの最高峰を1台で味わいたい人
- 登りも平坦も妥協したくない人
「せっかくならウィリエールの頂点を体験したい!」そんなあなたに一番おすすめの旗艦モデルです。
Wilier|Filante SLR
| ブランド | Wilier(ウィリエール) |
|---|---|
| タイプ | エアロレーシング |
| フレーム素材 | カーボン(HUS-MOD+液晶ポリマー) |
| コンポ例 | シマノ ULTEGRA Di2/SRAM RIVAL |
| 参考価格 | 約90万円〜 |
- 実走環境を想定した空力設計のエアロロード
- 高速巡航でこそ真価を発揮する1台
スピードを追い求めたいなら、『Wilier Filante SLR』をぜひ検討してみてください。
風洞実験のデータをもとに、実際の走行環境での空気抵抗を減らすことを狙って設計された本格的なエアロロードです。
ロードレースやトライアスロン、平坦区間の多いロングライドでとにかく速く走りたい人にぴったりの1台ですね。
■こんな人におすすめ
- 平坦での高速巡航を重視したい人
- レースで空力を武器にしたい人
「風を切ってどこまでも速く走りたい!」という方に、Filante SLRは頼れる相棒になってくれますよ。
Wilier Filante SLR
Wilier|Verticale SLR
| ブランド | Wilier(ウィリエール) |
|---|---|
| タイプ | 軽量クライミング(レーシング) |
| フレーム素材 | カーボン(超軽量設計) |
| コンポ例 | シマノ 105 Di2/ULTEGRA Di2/DURA-ACE Di2 |
| 参考価格 | 約154万円〜 |
- Zero SLRの後継となる超軽量クライミングバイク
- 完成車重量6.5kg台を実現する軽さ
登りで軽さを武器にしたいなら、『Wilier Verticale SLR』が有力な選択肢になります。
Verticale SLRは軽量クライミングロードの名機Zero SLRの後継として登場したモデルで、構成によっては完成車重量6.5kg台という驚異的な軽さを誇ります。
ヒルクライムレースや獲得標高の多いロングライドで、1グラムでも軽い機材を求める人には理想的な1台ですね。
■こんな人におすすめ
- 登坂性能を最優先したい人
- とにかく軽いバイクが欲しい人
「峠を軽やかに駆け上がりたい!」というクライマー志向の方に、Verticale SLRはうってつけですよ。
Wilier Verticale SLR
Wilier|Granturismo SLR
| ブランド | Wilier(ウィリエール) |
|---|---|
| タイプ | エンデュランス(ロングライド) |
| フレーム素材 | カーボン(HUS-MOD+Actiflex 2.0) |
| コンポ例 | シマノ ULTEGRA Di2 |
| 参考価格 | 約70万円〜 |
- 後輪が最大5mm動くActiflex 2.0で快適性抜群
- 最大32mm幅の太めタイヤに対応
長距離を快適に走りたいなら、『Wilier Granturismo SLR』が最有力候補です。
Granturismo SLRの心臓部は、後輪側を最大5mm上下に動かして衝撃を吸収する「Actiflex 2.0」という振動減衰システムです。
最大32mm幅の太めタイヤも履けるため、未舗装路が混じるロングライドやグランフォンドにも柔軟に対応できるのが強みですね。
■こんな人におすすめ
- ロングライドの快適性を最優先したい人
- 速さと快適さを両立させたい人
「速く、でも疲れずに遠くまで走りたい」という欲張りな願いを叶えてくれる万能エンデュランスですよ。
Wilier Granturismo SLR
Wilier|Cento10 SL
| ブランド | Wilier(ウィリエール) |
|---|---|
| タイプ | エアロオールラウンド |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ 105/ULTEGRA Di2 |
| 参考価格 | 約60万円〜 |
- ウィリエールの中核を担うエアロオールラウンダー
- 速さと扱いやすさのバランスが良い定番モデル
速さと万能さのバランスを求めるなら、『Wilier Cento10 SL』が心強い1台です。
Cento(チェント)シリーズはウィリエールの中核となる人気ラインで、Cento10 SLはエアロと扱いやすさを両立したオールラウンダーとして高い評価を得ています。
旗艦モデルほどの予算はかけられないけれど、レースでも通用する走りが欲しい人にちょうどいいバランス型ですね。
■こんな人におすすめ
- 速さと万能さのバランスを重視したい人
- 1台で練習もレースもこなしたい人
「バランスの良い定番モデルから始めたい!」という方に、Cento10 SLは間違いのない選択ですよ。
Wilier|0 SL
| ブランド | Wilier(ウィリエール) |
|---|---|
| タイプ | 軽量レーシング(ミドルグレード) |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ 105/105 Di2 |
| 参考価格 | 約49.5万円〜 |
- 旗艦0 SLRの設計思想を受け継ぐミドルグレード
- 50万円前後から狙えるコスパの良さ
旗艦モデルの走りを手が届く価格で味わいたいなら、『Wilier 0 SL』に注目です。
0 SLは最上位の0 SLRの設計思想を受け継ぎながら、素材構成を見直すことでコストを抑えたミドルグレードのレーシングモデルです。
「ウィリエールの本格的な走りは欲しいけれど予算は抑えたい」という方にとって、コスパと満足度のバランスが取れた狙い目モデルですね。
■こんな人におすすめ
- 予算を抑えつつ本格レーサーに乗りたい人
- 初めてのカーボンロードを探している人
「コスパ良くウィリエールデビューしたい!」という方に、0 SLはうってつけの1台ですよ。
Wilier|Granturismo R Team DISC
| ブランド | Wilier(ウィリエール) |
|---|---|
| タイプ | エンデュランス(エントリーカーボン) |
| フレーム素材 | カーボン |
| コンポ例 | シマノ TIAGRA/105 |
| 参考価格 | 約23.1万円〜 |
- 20万円台から狙えるカーボンエンデュランス
- 初めてのロードバイクにも扱いやすい設計
手頃な価格でカーボンのウィリエールに乗りたいなら、『Wilier Granturismo R Team DISC』がおすすめです。
GTRの愛称で親しまれるこのモデルは、カーボンフレームながらシマノTIAGRA搭載の完成車が約23.1万円からと、非常に手を出しやすい価格が魅力です。
「イタリアンカーボンの美しさを味わいつつ、価格も抑えたい」というエントリーユーザーにこそぴったりの1台ですね。
■こんな人におすすめ
- 予算20万円台でカーボンロードが欲しい人
- 初めてのロードバイクを探している人
「無理なくウィリエールのカーボンに乗りたい!」という方に、GTRは心強い入門機ですよ。
Wilier Granturismo R Team DISC
Wilier|Montegrappa Team
| ブランド | Wilier(ウィリエール) |
|---|---|
| タイプ | エントリー(アルミ) |
| フレーム素材 | アルミ(6061ダブルバテッド)+カーボンフォーク |
| コンポ例 | シマノ TIAGRA/105/ULTEGRA |
| 参考価格 | 約16万円〜 |
- 16万円台から選べるアルミエントリーモデル
- 溶接痕の少ない美しいフレーム仕上げ
とにかく予算を抑えてウィリエールに乗りたいなら、『Wilier Montegrappa Team』を検討してみてください。
Montegrappa(モンテグラッパ)はウィリエールのアルミエントリーモデルで、6061ダブルバテッドアルミフレームにカーボンフォークを組み合わせた構成です。
アルミならではの軽快な走りと、ウィリエールらしいデザインを両立しつつ、16万円台という手頃さで最初の1台に選びやすいのが嬉しいポイントですね。
■こんな人におすすめ
- できるだけ予算を抑えて始めたい人
- 軽快なアルミの走りが好みの人
「まずは気軽にウィリエールを楽しみたい!」という方に、Montegrappa Teamはぴったりの入門モデルですよ。
Wilier Montegrappa Team
- ウィリエールのロードバイクは初心者にもおすすめですか?
-
はい、初心者にもおすすめできます。アルミの「Montegrappa Team」やカーボンエンデュランスの「Granturismo R Team(GTR)」は、安定したジオメトリーで扱いやすく、価格も16万円台〜23万円台から選べます。まずはこのあたりのモデルから始めると、安心してロードバイクデビューできますよ。
- ウィリエールは安いモデルだとどのくらいの価格からありますか?
-
アルミエントリーモデルのMontegrappaシリーズなら、完成車が約16万円前後から用意されています。カーボンフレームでも、GTRのTIAGRA完成車が約23.1万円からと、想像より手が届きやすい価格帯です。一方で旗艦の0 SLRやVerticale SLRは100万円を超えるため、予算に合わせて幅広く選べるのがウィリエールの特徴ですね。
- ウィリエールのデメリットや後悔しやすい点はありますか?
-
- 価格:上位モデルは高価で維持費もそれなりにかかる
- 取扱店:正規取扱店が限られ、試乗やメンテの拠点を選ぶ必要がある
- 在庫:人気カラーや希望サイズは納期待ちになりやすい
購入前に近くの正規取扱店を調べ、サイズやサポート体制を確認しておくと後悔しにくいですよ。
- ヒルクライムとロングライドではどのモデルが向いていますか?
-
ヒルクライム重視なら超軽量クライミングの「Verticale SLR」、ロングライド重視なら快適性に優れる「Granturismo SLR」がおすすめです。どちらもこなしたい欲張り派には、万能な旗艦「0 SLR」が最適ですよ。用途がはっきりしているほどモデル選びで失敗しにくくなります。
まとめ
今回は、ウィリエールというブランドの特徴や評判と、おすすめのロードバイク8選をご紹介しました。
ウィリエール選びで失敗しないためのポイントは、以下の3つでしたね。
- 用途・タイプで選ぶ
- コンポーネントのグレードで選ぶ
- 予算で選ぶ
ウィリエールは、1906年から続く歴史に裏打ちされた走行性能と、イタリアンブランドならではの美しさを兼ね備えた魅力的なブランドです。
旗艦の「0 SLR」から予算を抑えられる「Montegrappa Team」まで、選択肢の幅がとても広いので、きっと自分の走り方や予算に合う1台が見つかりますよ。
ぜひお気に入りのウィリエールを見つけて、美しくて速いイタリアンロードでのライドを思いっきり楽しんでみてくださいね。
