この記事では、ロードバイク フラットバーについて紹介しています。
「ロードバイクの速さは欲しいけど、ドロップハンドルはちょっと怖い……」
「フラットバーのロードバイクって、クロスバイクと何が違うんだろう?」
こんなふうに思っていませんか?
フラットバーロード(ロードバイクのフレームにフラットバー=まっすぐなハンドルを組み合わせた自転車のこと)は、ロードの走行性能とクロスバイクの扱いやすさをいいとこ取りしたジャンルですが、モデルによって性格がかなり違うのでどれを選べばいいか分かりにくいですよね。
そこで今回はフラットバーロードのおすすめ7選と選び方、ロードバイクをフラットバー化する方法まで、僕の実走経験も交えながらまとめて解説していきます。
「フラットバーロードとは何か」「ドロップハンドルとの違い」「フラット ロードバイクのメリット・デメリット」もあわせて解説しているので、ぜひ1台目・2台目選びの参考にしてみてください。
☆おすすめNo.1
GIANT ESCAPE RX 1 DISC
約15万円で買えるのに、軽量アルミフレーム・フルカーボンフォーク・シマノTIAGRAの本格ロードコンポ・油圧ディスクブレーキと、走行性能も装備もフラットバーロードの決定版と言える完成度です。
通勤からロングライドまで幅広くこなせるので、1台目で失敗したくない方はまずチェックしてみてくださいね。
フラットバーロードとは?ドロップハンドルのロードバイクとの違い

ここでは、フラットバーロードの基本と、ドロップハンドルのロードバイクとの違いについて解説します。
フラットバーロードとは、その名の通りロードバイクのフレームに、まっすぐなフラットバーハンドルを組み合わせた自転車のことです。
ドロップハンドルのロードバイクとの主な違いは、以下の通りです。
- ハンドル:フラットバー(まっすぐ)で上体が起きた楽な姿勢になる
- 操作系:MTB系のシフター・ブレーキレバーで、手元の操作がシンプル
- 視界と安定感:街中でも周囲を見渡しやすく、低速でもふらつきにくい
ドロップハンドルは前傾姿勢を深くとれて空気抵抗を減らせる一方、初心者には少し敷居が高く感じられます。
その点フラットバーロードは、ロードの速さを残しつつ、姿勢が楽で操作も直感的なので、スポーツバイク入門にちょうどいい立ち位置なんですよ。
クロスバイクとの違いはどこにある?
「それってクロスバイクと同じでは?」と思うかもしれませんが、両者は似ているようで中身が違います。
クロスバイクは快適性や街乗りのしやすさを重視した設計で、太めのタイヤやゆったりしたジオメトリー(フレーム各部の角度や長さの設計)が特徴です。
一方でフラットバーロードは、ロードバイクと同じ・またはそれに近い前傾の効いたフレームに、25〜32C程度の細めのタイヤを組み合わせていることが多く、より速く走ることに振ったセッティングになっています。
実際に乗り比べてみると、同じ力で踏んだときのスピードの伸びはフラットバーロードのほうが明確に上、というモデルが多い印象ですね。
フラットバーロードのメリットとデメリット
ここでは、フラットバーロードのメリットとデメリット、どんな人に向いているかについて解説します。
いいところばかりに見えるフラットバーロードですが、正直にデメリットも知っておくと購入後のミスマッチを防げますよ。
フラットバーロードのメリット
- 上体が起きた楽な姿勢で、初心者でも首や腰が疲れにくい
- 視界が広く、信号や歩行者の多い街中でも安心して走れる
- ブレーキレバーが常に握れる位置にあり、とっさの制動がしやすい
- ロード譲りの軽さとスピードで、通勤も週末ライドも楽しめる
とくに「ロードの速さは欲しいけど、いきなりドロップハンドルは不安」という方にとって、フラットバーロードは最高の入り口になります。
フラットバーロードのデメリット
- ハンドルの持ち手が1種類なので、ロングライドで手が疲れやすい
- 前傾を深くとれず、向かい風や高速巡航では空気抵抗で不利
- 純ロードほど選択肢が多くなく、上位グレードのモデルは少なめ
手が疲れやすい点は、バーエンドバー(ハンドル端に付ける補助グリップ)を追加すると持ち手が増えて大きく改善できますよ。
「レースでガチのスピードを追求したい」という方には物足りませんが、街乗り〜100km前後のロングライドが中心なら、デメリットは十分カバーできる範囲です。
ロードバイクをフラットバー化する方法と注意点
ここでは、手持ちのロードバイクをフラットバー化する方法と、失敗しないための注意点について解説します。
「乗らなくなったロードバイクを、扱いやすいフラット ロードバイクに作り替えたい」というニーズも多いですよね。
大まかな流れと、交換が必要な主なパーツは以下の通りです。
- フラットバーハンドル本体(クランプ径をステムに合わせる)
- フラットバー用シフター・ブレーキレバー
- グリップ、シフト&ブレーキケーブル一式
- 必要に応じてステム(長さ・角度の調整用)
フラットバー化で押さえておきたい注意点
フラットバー化でつまずきやすいのが、パーツ同士の互換性です。以下の3点は事前に必ず確認しておきましょう。
- シフターの互換性:同じ段数でもロード用ディレイラーとMTB用シフターはワイヤーの引き量が違い、そのままでは変速がずれます
- ブレーキの相性:キャリパーブレーキはSTIレバー前提の設計が多く、フラットバー用レバーだと引き量が合わず制動力不足になる場合があります
- クランプ径・ポジション:ハンドルのクランプ径(25.4/31.8/35mm)をステムに合わせ、近すぎる場合はステム交換で調整します
とくにシフターとブレーキの互換性は、間違えるとパーツを買い直すことになりがちなので要注意です。
ケーブル交換や調整の工賃も含めると、フラットバー化には数万円単位の費用がかかるのが一般的です。
正直なところ、パーツ代と工賃を合計すると、最初から完成車のフラットバーロードを買ったほうが安く済むケースも少なくありません。自分でメンテできる自信がない場合は、無理せずショップに相談するか、はじめから完成車を選ぶのがおすすめですよ。
失敗しないフラットバーロードの選び方
ここでは、フラットバーロード選びで失敗しないためのチェックポイントについて解説します。
フラットバーロードは価格やスペックの幅が広いので、以下の3点を押さえておくと自分に合う一台を見つけやすくなりますよ。
- フレーム素材
- コンポーネントのグレード
- ブレーキの種類
フレーム素材で選ぶ
フラットバーロードはフレーム素材で走りの性格が大きく変わります。
- アルミ:軽量・高剛性で価格も手頃。街乗り〜ロングライドに万能
- カーボン:さらに軽く振動吸収性も高いが価格は上がる
- カーボンフォーク採用:フレームがアルミでも前まわりの快適性が向上
迷ったら、アルミフレーム+カーボンフォークの組み合わせが軽さ・快適性・価格のバランスに優れていておすすめですよ。
コンポーネントのグレードで選ぶ
コンポ(変速機やブレーキなどの駆動系パーツをまとめてこう呼びます)のグレードは、変速の質やギアの段数に直結します。
フラットバーロードでは、シマノの以下のグレードがよく使われます。
- Claris(8速):エントリー向け。必要十分で価格重視の方に
- Sora〜TIAGRA(9〜10速):街乗りからロングライドまで快適
- 105以上(11速〜):本格的な走りを求める上級者向け
長く快適に乗りたいなら、TIAGRAクラス以上を選んでおくと変速もスムーズで満足度が高いですよ。
ブレーキの種類で選ぶ
ブレーキは大きく分けてリムブレーキとディスクブレーキの2種類があります。
通勤で雨の日も乗るなら制動力の安定した油圧ディスクブレーキ搭載モデルが安心、晴れの日中心で軽さと価格を重視するならリムブレーキ、という選び方がおすすめです。
フラットバーロードのおすすめ7選!速くて扱いやすい厳選モデル

ここからは、フラットバーロードのおすすめを7選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
GIANT|ESCAPE RX 1 DISC
| ブランド | GIANT(ジャイアント) |
|---|---|
| フレーム素材 | アルミ(ALUXX SL)+カーボンフォーク |
| コンポ例 | シマノ TIAGRA(2×10速) |
| 重量 | 約11.0kg |
| 参考価格 | 約154,000円 |
- 本格ロードコンポTIAGRA+油圧ディスクの充実装備
- フラットバーロードの定番にして完成度No.1
『GIANT ESCAPE RX 1 DISC』は、軽量アルミフレームとフルカーボンフォーク、シマノTIAGRAの本格ロードコンポを備えたフラットバーロードの完成形です。
30Cのやや太めのタイヤと独自のD-FUSEカーボンシートポストにより、荒れた路面でも突き上げが少なく、ロングライドでも疲れにくいのが魅力です。
約15万円という価格ながら、走行性能・快適性・装備のすべてが高水準にまとまった一台で、はじめてのスポーツバイクとしても長く付き合える完成度です。
迷ったらこれを選んでおけば間違いない、フラットバーロードの決定版と言えるおすすめモデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 1台目で失敗したくない人
- 通勤からロングライドまで幅広く使いたい人
「1台で何でもこなせる本格派が欲しい……」そんなあなたに一番おすすめのモデルです!
Cannondale|CAAD Optimo Flat Bar
| ブランド | Cannondale(キャノンデール) |
|---|---|
| フレーム素材 | アルミ(SmartForm C2)+カーボンフォーク |
| コンポ例 | シマノ Claris(8速) |
| 重量 | 約9.9kg |
| 参考価格 | 約115,000円 |
- 10kgを切る軽さで、こぎ出しがとにかく軽快
- 名門CAADの走りをフラットバーで気軽に味わえる
とにかく軽くてよく走る一台が欲しいなら、『Cannondale CAAD Optimo Flat Bar』をぜひ検討してみてください。
キャノンデールの名門アルミロード「CAAD Optimo」の車体をベースにしており、約9.9kgという軽さと、ロードそのものの反応の良い走りが最大の魅力です。
コンポはClaris(8速)とエントリー構成ですが、車体の素性が良いので普段使いには必要十分。軽さを最優先したい方に刺さる一台です。
■こんな人におすすめ
- とにかく軽い車体で軽快に走りたい人
- 将来ロード化も視野に入れたい人
「軽さとロードの走りを両立したい!」という方に『CAAD Optimo Flat Bar』はぴったりですよ。
TREK|FX Sport 6
| ブランド | TREK(トレック) |
|---|---|
| フレーム素材 | カーボン(OCLV Carbon) |
| コンポ例 | シマノ 105相当(2×11速) |
| 重量 | 約9.5kg |
| 参考価格 | 約220,000円 |
- カーボンフレーム+2×11速のハイエンド構成
- 約9.5kgの軽量ボディで巡航が伸びる
フラットバーロードで妥協したくない方には、『TREK FX Sport 6』が本命候補です。
このクラスでは珍しいOCLVカーボンフレームを採用し、2×11速の本格ドライブトレインと油圧ディスクブレーキを備えたハイエンドモデルです。
価格は約22万円と高めですが、「フラットバーのまま本気で速く走りたい」という要望に応えられる数少ない一台です。
■こんな人におすすめ
- 予算に余裕があり最高峰のフラットバーロードが欲しい人
- 軽さと巡航性能を妥協したくない人
ワンランク上の走りを求めるなら、間違いなくおすすめできる一台ですよ。
SPECIALIZED|Sirrus X 4.0
| ブランド | SPECIALIZED(スペシャライズド) |
|---|---|
| フレーム素材 | アルミ(A1 Premium)+カーボンフォーク |
| コンポ例 | シマノ Deore(1×11速) |
| 重量 | 約11.5kg |
| 参考価格 | 約150,000円 |
- 1×11速のシンプル変速で操作に迷わない
- やや太めタイヤで未舗装路にも対応する懐の深さ
舗装路も砂利道もこなす懐の深い一台が欲しいなら、『SPECIALIZED Sirrus X 4.0』がおすすめです。
アルミフレームにカーボンフォークを組み合わせ、MTB由来のDeore・1×11速を採用したシンプルで扱いやすい変速が特徴です。
スピード一辺倒ではなく、通勤も週末の探検ライドも1台でこなしたい欲張りな方にぴったりです。
■こんな人におすすめ
- 舗装路も未舗装路も1台で楽しみたい人
- 変速操作をシンプルにしたい人
「行動範囲を広げてくれる万能な一台が欲しい!」という方に要チェックのモデルです。
SPECIALIZED Sirrus X 4.0
Bianchi|ROMA 3
| ブランド | Bianchi(ビアンキ) |
|---|---|
| フレーム素材 | アルミ+カーボンフォーク |
| コンポ例 | シマノ Altus/Acera(2×9速相当) |
| 重量 | 約11.0kg |
| 参考価格 | 約120,000円 |
- チェレステカラーが映える、街に似合うデザイン
- スポーティな走りと快適性のバランスが良い
走りだけでなく見た目にもこだわりたいなら、『Bianchi ROMA 3』をぜひチェックしてみてください。
イタリアの名門ビアンキが手がけるフラットバーロードで、象徴的なチェレステ(淡い水色)カラーと、ロード寄りのスポーティな走りが魅力です。
2×9速で街乗りからちょっとしたロングライドまで対応でき、所有する満足感の高さはビアンキならではです。
■こんな人におすすめ
- デザインや所有感を重視したい人
- 街乗り中心でおしゃれに乗りたい人
「性能もデザインも妥協したくない!」という方におすすめの1台です。
GIANT|ESCAPE RX 3
| ブランド | GIANT(ジャイアント) |
|---|---|
| フレーム素材 | アルミ(ALUXX)+カーボンフォーク |
| コンポ例 | シマノ 2×8速 |
| 重量 | 約10.6kg |
| 参考価格 | 約90,000円 |
- リムブレーキ採用で約9万円の高コスパ
- RXシリーズ譲りの軽快な走りを手頃に体験
予算を抑えつつしっかり走る一台が欲しいなら、『GIANT ESCAPE RX 3』が狙い目です。
上位のRX 1と同じシリーズの軽快な走りを受け継ぎながら、リムブレーキ採用で価格を約9万円まで抑えたコストパフォーマンス重視モデルです。
ディスクブレーキではない分、メンテナンスがシンプルで維持コストを抑えやすいのも初心者にはうれしいポイントです。
■こんな人におすすめ
- 予算10万円以内で本格モデルが欲しい人
- 維持のしやすさも重視したい人
「コスパよくフラットバーロードを始めたい!」という方にぴったりの1台ですよ。
Bianchi|C-Sport 1
| ブランド | Bianchi(ビアンキ) |
|---|---|
| フレーム素材 | アルミ(スチールフォーク) |
| コンポ例 | シマノ 3×8速(ターニー/アルタス) |
| 重量 | 約12.0kg |
| 参考価格 | 約71,500円 |
- 7万円台で買えるビアンキのエントリー1台
- 3×8速のワイドギアで坂道もこなしやすい
「まずは手頃な価格でスポーツバイクを始めたい!」
そんなあなたにおすすめなのが『Bianchi C-Sport 1』です。
厳密にはクロスバイク寄りのエントリーモデルですが、約7万円台という手頃さと、ビアンキらしいデザインを両立した入門にうってつけの一台です。
重量は約12kgとやや重めですが、価格を抑えてスポーツバイク入門したい方には十分な性能です。
■こんな人におすすめ
- 予算をできるだけ抑えたい人
- まずは気軽にスポーツバイクを試したい人
「入門用に手頃な一台が欲しい!」という方は『Bianchi C-Sport 1』を要チェックです。
フラットバーロードに関するよくある質問
- フラットバーロードとクロスバイクはどちらが速いですか?
-
一般的には、ロード用フレームと細めのタイヤを採用するフラットバーロードのほうが、同じ力で踏んだときのスピードの伸びは上です。ただしモデル差が大きいので、上位クロスバイクとエントリーのフラットバーロードでは逆転することもあります。速さ重視なら軽量フレームと細めタイヤのモデルを選びましょう。
- ロードバイクのフラットバー化は自分でもできますか?
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- シフター・ブレーキの互換性:段数が合っていてもワイヤーの引き量が違うと変速がずれます
- 工具と知識:ケーブル交換や調整が必要で、慣れていないと難易度は高めです
互換性の判断とケーブル調整に自信がなければ、ショップに依頼するのが安全です。パーツ代と工賃を合わせると数万円かかることも多いので、費用面では完成車購入と比較して検討するのがおすすめです。
- フラットバーロードでロングライドはできますか?
-
100km前後のロングライドなら十分に楽しめます。ただしハンドルの持ち手が1種類で手が疲れやすいため、バーエンドバーを追加して持ち手を増やすと快適性が大きく向上します。向かい風が強い日は前傾を取れない分だけ不利になる点は理解しておきましょう。
- 初心者はフラットバーロードとドロップハンドルのどちらを選ぶべきですか?
-
街乗りや通勤が中心で、操作のしやすさと楽な姿勢を重視するならフラットバーロードがおすすめです。将来的にレースやヒルクライムなど本格的な走りを目指すなら、最初からドロップハンドルのロードバイクを選ぶ選択肢もあります。まず気軽に始めたい方にはフラットバーロードが向いていますよ。
まとめ
今回はフラットバーロードのおすすめモデルと選び方、ロードバイクのフラットバー化について解説しました。
フラットバーロード選びで失敗しないコツは、以下の3つです。
- フレーム素材
- コンポーネントのグレード
- ブレーキの種類
この3点を押さえるだけで、自分の走り方に合った一台がグッと見つけやすくなりますよ。
迷ったら、走行性能・装備・価格のバランスに優れた『GIANT ESCAPE RX 1 DISC』を選んでおけば間違いありません。
ロードの速さとフラットバーの扱いやすさを両立した一台で、通勤も週末ライドも思いっきり楽しんでみてくださいね。


